RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

MBA Life徒然 その1 (Tomo)

2006-11-30 10:45:43 | MBA08
Tomoです。もうすぐ12月なんですねー。日本ではもうすぐ忘年会シーズンですか。。早すぎる。。

オランダでもナイトライフは、忙しいなりに充実させることができます。ナイトクラブやお洒落なバーも結構あるし十分楽しめると思いますよ。

RSMの学生主催のイベントも毎週どこかで何かしら開催されるのですが、それとは別に毎週水曜日は、RSMの寮近くカフェバー(http://www.eetcafeconcordia.nl/)に集まることになっています。

僕はこの一時を毎週楽しみにしているのですが、今日はいまいち調子が出ず、大人しく12時前に韓国人の同級生と店を後にすることにしました。ただちょっと床に着くには早いのではということで、彼の部屋で2時間程お茶をしてきました。

僕はIT業界における営業と営業企画の経験を持っているのですが、大胆にも金融業界への転身を狙っており、初歩的な質問を次から次へとぶつけてみました。一方、彼は韓国の金融業界において豊富な経験と実績をもっており、かつ僕と同じ年。親身になって僕のある意味幼稚な質問に逐一答えてくれました。

結果。

とてもクリアになりポジティブな気持ちになって帰ってきました。別に同情をかって単純に励まされた訳ではなく、何が今の自分にとって大事なのことなのか一つ一つ明快に指摘をしてくれました。

このようなシーンはどこの大学のMBAにおいても普通にあるものなのかもしれません。

ただ根拠はありませんが、このようにアカデミックな面だけではなく、人間的にバランスの取れたパーソナリティをもった優秀な学生が、RSMには多く集まる気がします。(僕も、多くの人と出会い話しをすることが飯の種となる仕事を、それなりにしてきた訳でその辺の判断基準は少し自信があります。)

最近は自慢話ばかりですね。そろそろこのブログのリアリティのことを考えると不満話も書き加えなければいけないなと思う今日この頃です。

CO2排出権取引セミナー

2006-11-29 23:08:55 | MBA07
初めて投稿します。現在RSMでMBA2年目の白石です。

まずは、TOMOさんブログ開設ありがとうございます。このブログを通して少しでもオランダのMBAについて知ってもらえる方が増えることを期待してます。

早速この場を利用させていただいて私が企画している来週のイベントについて紹介させてください。私はこの夏、MBAインターンシップをFORTISという地元の金融機関で約10週間行いました。欧州では世界に先駆けて地球温暖化の原因といわれている地球温暖化ガス削減に向けて市場原理を使った削減政策を実施しています。その一環として二酸化炭素などの温暖化ガスがオイルや貴金属のように売買されており、毎週約400-500万トンが金融機関などを通して取引されています。

そこで12月4日(月)に私の上司だったMr. Seb Walhain (Director of Environmental Products)をお呼びして約1時間半程度のレクチャーを行って頂くことになりました。今後、金融機関が進出していくと思われる分野に興味のある方、或いは一般の事業会社にどの様な影響があるのか、或いは政府・自治体の役割などご興味のある方は是非参加してください。Mr. Walhainはこの分野での第一人者ですので興味深い話が聞けると思います。RSMの学生に限らずどなたでもご興味がある方はご参加ください。

質問等ございましたら白石までご連絡ください。 (itaru.s@gmail.com)

日時:12月4日(月)17時~
場所:RSM J-building 
部屋:JB-49

祝 ファイナリスト! (Tomo)

2006-11-24 01:56:07 | MBA08
突然ですが、今年の1年生、日本人は3人です。

今改めてチェックしたのですが、日本は中国、ギリシャ、イタリア、ペルー、ポルトガル、トルコと並んで7位です。1位はインドの21名(犬も歩けばインド人にあたる!1/5ですよ。)、2位は台湾、3位アメリカ、以下オランダ、ドイツ、タイです。

数的にMajorityではない日本ですが、(というかRSMにMajorityという言葉は存在しなかもしれませんね。)やはり、授業では結構日本のことが話題になります。「なぜ日本の不況はあんなに長引いたのか?」ってしょっちゅう聞かれます。日本の文化に興味をもつ人たちもかなり多いです。なのでもう少し日本人の数が多くてもいいかなと思うのです。

今年の1年生、数では不利ですが、存在感で勝負したいと思います。

そこで朗報。

なんと日本人同級生のKさんが、某有名戦略コンサル主催のケースコンペティションで勝ち抜きRSM代表となりました!

MBAの授業とは別に、自由参加のコンペティション(110名の同期の半分が参加した筈です。)に日本人でただ一人参加したKさん、タイ、アメリカ、台湾の多国籍チームを率いて優勝しました。

彼、今週末ロンドンに飛び、LBSなど他のMBAの学生との本戦に挑みます。

Kさんはご家族でオランダにいらっしゃっているのですが、お子さんがとても小さく、奥さんのサポートがあるにしろかなり精神的にきつい環境でいらっしゃるかと思います。

今回の結果は同じ日本人としてとても誇らしいですし、頭が下がります。

私も頑張られねば。。


学校説明会のお知らせ

2006-11-22 06:09:56 | MBAイベント
来る11月27日(月)東京にて、リーダシップ論の担当教授とMBAプログラムのエグゼクティブディレクターによるインフォメーションセッションが開催されるとのことです。

ご興味のある方はRSMの公式ページよりお申し込み下さい。

お気軽にどうぞ。

http://www.rsm.nl/portal/page/portal/RSM2/CalendarOfEvents/Main%20Events?eventid=297&page=2

Midterm (Tomo)

2006-11-22 05:57:15 | MBA08
今週の月曜日から中間試験が始まっています。

20から24日までの間に筆記試験が4つ。グループでの提出課題が2つです。今日はQOB(Qualitative Platform of Business)の試験でした。統計学ですね。結果は、まぁいいじゃないですか。。

RSMでも第1タームと第2タームは、職歴や国籍などのバックグラウンドをもとにアサインされたチームで勉強し課題を提出する場面が多くあります。

ちなみに今年の1年生は110名で国籍は42、留学生比率は96%だそうです。その中から各チーム5、6名の学生がアサインされます。

僕のチームはベラルーシ(男)、アメリカ(女)、オランダ(男)、台湾(女)、インド(男)、そして日本(男)の計6名。まわりの同級生に話を聞くと色々愚痴を聞かされたりするのですが、うちは全くそんなことありません。みんな頭は切れるし、よく働く、話を聞く、仕事が早い。今のところ文句なしです。

さて中間試験の話ですが、昨日はMA(Managerial Accounting)の試験で朝の9時から24時間の間にチームでケース課題に挑み、レポートの提出を課されたものでした。アメリカのおける朝鮮人参の生産者に対して増産のための土地など追加投資をリコメンドするか否かという内容です。

僕たちは明方3時30分までやってましたね。終わったあと、シャワー浴びて、少し寝て、髭そる暇なくQOBの試験行きましたよ。

MAの試験で一つ気になったことを。先ほど書いたように、うちのチーム、みんなちゃんと人の話を聞いてから発言します。ただコテコテの日本人の僕の感覚からすればまだまだ彼ら彼女らとの議論の場で違和感を感じるのです。

相手の話を聞きます。頭がいいので文末まで聞かなくても反対意見など切り返しができます。その繰り返し。とにかく議論の展開が早いのです。文末まで聞かないと発言の内容が完結しない日本語の議論に慣れ親しんだ自分の感覚からすると、本当に最後の句点まで耳を傾けることが、相手の発言内容を「聞く」なのですが、みんなの「聞く」はちょっと違うようです。相手の発言の要旨を理解することが「聞く」なのでしょう。いづれにしろ、気づいたらお地蔵さん状態。

留学する前は「西洋人は話を聞かない。言いたいこと言って人の話を聞かない。聞き上手の日本人は議論に入っていけない。」なんて脅かされていましたが、ちょっと違うようです。