RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

RSMでの交換留学を終えて一言

2017-12-21 10:12:04 | RSM情報全般
RSMを志望されているみなさま、卒業生のみなさま、はじめましてTakaoです。
オランダから戻って早くも1週間、、、帰国して最初の食事はセブンの納豆巻き!たまりません笑

さて、感覚が新鮮なうちにRSMでの想い出を残させて頂きますね。
留学期間は、2017年9月~12月。私のHost Schoolは、IUJ(国際大学@日本)です。

今回は、交換留学生だからこそ分かった“RSMの良さ”を、3つのポイントでお届けします。
注意)うちの大学がレベル低いんじゃないんですよ、RSMの質が高いのです!笑

1.RSMさまさま(喜)
まずは教授と授業。全部で4つの授業を取りました。ほとんどすべての授業に言えることは、“教授が学生に何を教えたいのかが明確”、そのため“授業構成がしっかりしていて無駄が少ない”。次に大学職員。授業への丁寧なサポート、依頼への素早い対応。一言でいうと、心地よかったです。

2.出会いって素晴らしい(涙)
MBAのメリットの一つに、人のネットワーク作りがありますよね。正直そこまでメリットと感じていませんでしたが、RSMでの出会いは私の宝です!(大げさでしょうか?笑)いえいえ、そんなことはありません。RSMの学生は、学力も人間力も高い人が多かったですよ。1段も2段も先を行く人との出会いは貴重です。

3.これほど成長するんか自分(驚)
RSMでの授業と人との出会い。そのお陰か、自分にできること、今後やりたいことが明確に見えてくるようになりました。自分でも分かるくらい、留学前後で自分の振る舞いや考え方が変わったように感じています。何より発言に自信を持てるようになり、感謝の心がさらに育まれたように感じます。

この記事を読んだ人の中には、『RSMじゃなくても成長できたんじゃないの?』と考える方がいると思います。それはそれで正解ではないでしょうか。私はチャンスあってRSMへ留学し、素晴らしい人々と出会い、自分の考えていた以上に貴重な経験をすることができました。

これからMBAを学ぶみなさん、どこの大学へ行くか迷っている人も多いのではないですか?アメリカの有名MBAを修了することも素晴らしいことですが、自分に合ったMBAで勉強し、大切な仲間と出会えることの方が、今後の人生においては重要ではないでしょうか。少なくとも私はそう信じています。みなさんが自分に納得できるMBAを見つけられることを祈っています。

RSMはそんな欲求を満たしてくれるかもしれませんね。

それでは。

謝辞
4カ月弱という短い期間ではありましたが、一緒に勉強してくれた仲間、時に激しく飲み明かした仲間、特にRSMで出会った日本人のMasaさん、Takeさん、Takuさんには心から感謝しています。

大関隆夫

1年間のRSM MBAを終えて

2017-12-20 09:56:40 | MBA18全般
RSMをご検討中の方、卒業生の皆様、またはランダムに立ち寄られた方、こんにちはMasaです!

小雪がちらつきひしひしと冷えるロッテルダム市内で、先日、激動の1年間を締めくくる盛大なパーティが開催されました。これを以てRSMでのMBAは修了となり、これから約100名の生徒達はそれぞれの道を進んでいきます。欧州に残るメンバー、自国に帰るメンバー、他の国にいくメンバーなど、その道は様々です。

最後のパーティは、厳しい時間を共にした仲間だけが共有できる思い出や感謝の言葉、そして笑顔や涙にあふれていました。そして生徒による学内投票で選ばれる各種アワードにて、もう一人の日本人であるTakeさんはなんと二部門にノミネートされ、うち一つを獲得。そして僕もRSM Superstar Awardという名誉ある賞の四名のうち一人にノミネートしてもらうことができました。日本人としてグローバルの多種多様なメンバーに囲まれても十分やっていけるという自信と誇りにつながる最後となりました。


さて少し前に戻り、その盛大なパーティを控え皆がどことなくそわそわしていたMBA最後の数日。この時期は、今までの学業は落ち着き、それぞれの人生について思慮を廻らす時期となります。そのタイミングで最後に学校から用意されたプログラムは、自身の将来の自己実現のために、今の自己を通して自分のあるべき将来を考え、そこから今の自分を変革していく、という”自己変革"セッションとなりました。

各種自己啓発セッションのうち、一番印象に残っているのは、”Near-death-experience”という非常に深くそして重い、自分の人生を見つめ直すきっかけになる瞑想体験から始まりました。この体験、簡単に言うと

"今日、癌で余命一年を宣告された。明日から、誰と、どこで、何を、するか。
そして死を迎える最後の数分、ベッドの上で残された力を振り絞り、誰に、何を、伝えたいか。"

を深い瞑想状態で考えるものです。

その体験を通し、人生における自分の幸せの源は何か、その源を生み出すためには、何を実現しなければいけないのか、そしてそのために、今始めること、そして同時に止めることは何かを考えます。

故Steve Jobs氏の2005年のHarvardスピーチや、Harvard MBAのShawn Achor教授によって、幸福論という単語が一気に世界に広まりましたが、自分の人生と幸せを知らずして、会社や社会、そして周囲の人の幸福を実現できるわけがない、というところからきています。


RSMのMBAの強さは何か?一般的に言われるところであれば、グローバルで認知度が非常に高いこと、一年で終わる、学費がまだ比較的安いこと、社外グローバル企業とのプロジェクトがいくつも用意されている、など色々とあります。個人的には、このRSMのMBAプログラムを特別なものにするもう一つの重要な要素は、”これから人としてどう生きていきたいか”、それを考えて行動するきっかけを作ってくれる機会が潤沢に用意されていること、かと思っています。この”自己変革”こそが、まさにこれから一生、自分の一部として生きていく"学び"だからです。


来年より僕は欧州にて、某グローバル企業の経営企画でM&A等を含む事業企画に携わらせていただけることとなりました。並行して、今年3月に自ら開設したRSM Family(RSM MBAの学生の家族を支援する会)の活動と、アジア人RSM学生向けのキャリアアドバイスを通し、少しでも人様の助けになれるよう、頻繁にRSMに戻ってくる予定です。

これからは、ここロッテルダムでの学びを最大限活かすため、RSMの卒業生としての誇りを持ち、自分が本当にやりたいことを常に考え、生きて行きたいと思っています。

最後に、この一年、卒業生の皆さま、そして何より日本人二人で苦楽を共にし、悩めるときに支えてくれた唯一無二の最高のバディー、Takeさんに心から感謝し、僕からの投稿の締めとさせていただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

青木優和

地の利を活かして

2017-12-02 18:59:18 | MBA18全般
皆さん、こんにちは。Takeです。ご無沙汰しております。
Masaさんのほうで授業やプログラムについて記載してもらったので、
僕のほうからはそれ以外のことについて個人的体験を基にお伝えしたいと思います。

RSMはオランダにあるので、やはりなんといっても時間を見つけて
近隣諸国に旅行をしまくるというのもプライベートの時間を充実させるうえで
重要なポイントなのかなと思います!!
国によって文化はもちろんのこと交通機関などの細かな部分一つとっても
多種多様でいろいろな刺激を受けられるのも自身の価値観やビジネス感覚を
養う上でも有益ではないかなと思います。

さて、この一年間ですが土日を利用したり、長期休暇、学校のイベント等で様々な
国に行くことができました。それを時系列で振り返りたいと思います。

<12月>
プログラムスタート前にベルギーのブラッセルに行きました。
タリスというオランダからベルギーを通ってフランスまでつながっている国際電車なのですが、
車内にはFree Wifiも完備されており快適な旅をすることができます。BrusselsまではRotterdamから
およそ一時間程度でついたと思います(あいまいですが、、、)
このときはオランダの洗礼を受けました。
時間通りに電車が来ない・・・。真冬の吹きさらしのホームで2時間程電車が遅延するという
日本では考えられない経験をすることができました。
Brusselsについてはオランダと全くカラーの異なる国でご飯もおいしく楽しむことができました。

<Term1>
Term1終了後にはおよそ10日前後のオフ期間があったので、スイスのチューリッヒとスペインのマドリッドに行ってきました。
なんといってもスイスは物価の高さに驚かされました。タクシーに乗るとあれよあれよという間にメーターが上昇し、
心臓の鼓動が高鳴りましたw
マドリッドはスイスに比べ物価が低く、なんといってもスペイン料理が最高においしく感動しました。またマドリッドから車で一時間くらいのトレドという街は非常にきれいで気候もよく、最高に楽しむことができました。
宿もMBAでともに学ぶ同級生の実家に泊めてもらい、現地の暮らしも体験することができました。
これもMBAの一つの強みかなと思います。

<Term2>
4月にIESE SpringチャレンジというIESEが主催するMBAスクール対抗の運動会がありました。これはバルセロナで2日間行われ、ビーチスポーツと体育館、陸上競技と別れています。僕が出場したビーチフットボールでは優勝することができ、これをネタに夜の懇親会でほかの学校の生徒たちと仲良くなれました。これは次に記載するMBATでも会う仲間たちとなりますw
5月にはMBATと呼ばれる欧州のMBAスクール対抗運動会がHECで行われます。この大会は3日間か4日間で約20校近くが出場し、夜には交流を深めるパーティーが毎日開かれるので、ほかのスクールの日本人学生をはじめ、
様々な人と出会うことができます。僕はサッカーに出場したので、対戦した相手と交流することができ、翌日には応援しあうというような学生ならではの経験ができましたw

また連休を利用しベルギーのブルージュを訪れました。この町は小さい街ではあるものの、街並み全体が非常に美しく、時の流れもゆったりとしていてリラックスするには最高の町でした。ベルギーという国のなかでも個人的にはレストランの値段が高かったように感じました。

Term2終了後には5日ほどのオフがあったため、ロンドンに行きました。ここでは様々な人との出会いがあり、観光というよりパブでビール片手に冗談を言い合うという過ごし方をした気がしますw

<Term3、LMP終了後>
ここからStudy tripまでおよそ一か月ほどの休暇が与えられます。この期間にはフランスのパリから始まり、ニース、カンヌ、マルセイユ、ポルトガルのカスカイス、イタリアのローマ、ナポリ、カプリ島、ポシタノ、アマルフィを回り、ブルガリアのブタペスト、ギリシャのアテネ、ミコノス島、トルコのイスタンブールをめぐりました。詳細は割愛させていただきますが、働いている間にはここまでの長期休暇を取ることはできないので、非常にいい経験になりました。
Study Tripはカナダのトロントを選択していたので、この旅行の後すぐに飛行機に乗ってトロントに向かいました。
いい経験ではありましたが、飛行機にもう乗りたくないと思うほど疲れましたw

<Term4>
このTermは選択授業となるので、自分である程度自由に時間を決めることができます。
授業がない期間を利用して、僕はスペインのバルセロナとマドリッドに再度訪問しました。
スペインは本当に食べ物がおいしく、オランダではなかなか食べることのできない美食をひたすら食らいましたw

最後になりましたが、現在このブログは南アフリカから書いています。
南アフリカにはたくさんの自然と最高のビーチがたくさんあり、毎日がリフレッシュできるいい期間となっています。
残りわずかなMBAライフですが、限界まで楽しみたいと思います。本当は写真もUPしたかったのですが、ネット環境が悪く断念しました。
とりとめのない文章になってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました。

Take