こんにちは、Yutakaです。前回の記事から少し時間が過ぎてしまいましたが、今回はMBA21プログラムへのCOVID-19の影響についてご紹介します。
おそらく、これまでに例のないようなプログラム年度だったと思いますので、記録の意味も込めてMBA21の経過について触れておきたいと思います。
RSM MBAは1月開始のプログラムであるため、今年のプログラム期間中にCOVID-19の影響を非常に大きく受けました。主な影響点は以下のような点です。
- 3〜6月のTerm 2の授業が全てオンライン授業・グループワークに移行
- 5月のMBAT(パリで行われるヨーロッパ各国MBA対抗運動会)が中止
- 6〜7月のLiving Management Planが原則オンラインに移行
- 8月移行のTerm 3、Term 4の授業はface to faceとオンラインが混在。Face to face授業はクラスサイズに応じてRSM専用校舎だけでなくキャンパス内外の校舎やホールで実施。
- RSM専用校舎はSocial distancingに対応するため、入館制限等を設定。専用Caféは営業を大きく縮小。
- Term 3以降のパートナーシップビジネススクールとのExchange programが中止
- 8月のStudy Tripがオンラインに移行し、希望者のみ参加
- Study Tripに参加しない生徒は追加のElective科目を履修
- ほとんどの対面イベント、セミナー、コーチングがオンラインに移行、または中止
また、Term 1後に一時帰国しオランダに戻れなくなっていた学生は3月から数カ月の間、自国から時差と戦いながらオンラインで授業に参加していました。さらに国によっては9月の現在もオランダに戻ることができていない学生もいます。
RSM MBA21は上述の通り、私達学生が期待していたものとは全く異なったものとなってしまいました。COVID-19は全世界的な影響とはいえ、特にMBAではクラス内外での学生同士の活発な交流が最も貴重な経験のひとつであるため、MBA21コホート全体の落胆はとても大きなものがありました。
一方で、このような境遇の中でもプログラムを良くしようという取り組みが学生側から多くありました。オンライン授業で離れ離れにある中で、チームワークを高める試行錯誤を繰り返して得られた経験についてもよく話題になります。限られた機会や制限の中でもインターンシップ、ジョブオファーを獲得し始めている学生も多くいます。
また、スクールのプログラムオフィスの努力によりRSM MBAはErasmus大学内でも例外的に対面授業や校舎の再開が早まるなど、困難な局面の中でも最善を尽くしてくれた方々にはとても感謝しています。
9月に入りErasmus Universityも新学期が始まり、キャンパスにも徐々に活気が戻りつつあります。10月にはTED x Erasmus Universityも予定されています。残り数ヶ月のMBA生活ですが、この貴重な時間を大切に過ごしたいです。
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