RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

リビングマネジメント

2015-07-18 15:56:36 | MBA16全般

こんにちは、Shin2回目のポストです。いよいよMBAも佳境にはいってきました。ターム3は前半にLiving Managementと後半に選択制のAdvancedコースがあります。Advancedコースはファイナンス、ストラテジー、マーケティングから個人の興味に基づいて選択します。3週間にも及ぶ Living Managementが今週終了しましたので今回はこれについて書きたいと思います。

 

Living ManagementはいうまでもなくRSMの目玉プログラムです。最初に実際の企業が直面している課題を提示されるので、各チーム(チームはターム2のチームを継続します)が実質約2週間でソリューションを用意します。最終的には各企業担当者の前でプレゼンをして、それに続きQ&Aセッションが持たれます。

 

今年はオランダを代表する企業やスタートアップなど10社もの企業が参加していました。今年のMBAは20チームあるので、くじびきによって各社に2チームが割り当てられます。企業によっては2種類異なった課題を用意するところもあれば1種類の課題だけ用意して2種類別のソリューションを用意するところもありました。ちなみに、卒業後にLiving managementで割り当てられた企業に就職する人も実際にいるそうです。

 

やはり短期間で学校の外部にソリューションを提供するということで、プレッシャーを感じながら毎日朝から晩までミーティングに作業に没頭した3週間でした。

 

Living ManagementではReflectionにも重きが置かれていて、ほぼ毎日ラーニングログなる今日学んだことを個人的に振り返るExerciseや最後にチームメイトにフィードバックを伝えるミーティングが設定されており、多様性の高いチームのなかでどのように動けばいいか、自分に日々チャレンジできているかなど意識的に行動する助けとなったと思います。

 

今年からの変更点としてLead Facultyとそれぞれのチームにteam coachが置かれました。課題に対するソリューションやチーム内トラブルの解決を助けてくれました。幸いうちのチームはチーム内トラブルには見舞われませんでしたが、どのチームも多様性が高く、誤解や意見の相違は普通に起こりますので、こういうチームで活動すること自体が貴重な経験となりました。まぁ、これはMBAの期間全体で言えることですが、特にLiving managementはインテンシブなコースだったのでそれぞれの人間性がかなりでるような状況に追い込まれます。

 

その他の点ですが、各チームLiving management期間中にFun eventを持つことが推奨されている点も 見逃せません。うちのチームはビアガーデンに飲みにいきましたが、ほかのチームではピクニックに行ったりLaser tagというサバイバルゲームに行ったりといろいろでした。時間的プレッシャーのあるなかで楽しむ時間を見つけるというのも重要なことですし、チームの絆も深まりますので、Fun eventがプログラムに組み込まれているというのはかなり良かったです。

 

 

さてさて、今回はこの辺で。ターム3も残すところ3週間。そしてブレーク後は最後のターム4が始まります!

 

 


Term 2全般 あっという間に過ぎました

2015-07-03 05:25:04 | MBA16全般

こんにちは、Nana 2回目の投稿です。

オランダは7月に入り、22時まで明るい最高のシーズンに突入しています。

早いもので、気付けばもうMBA Lifeも半年が過ぎました!

前回のBlogでデンスケがMBAT(MBA体育祭)について投稿していましたが、正直MBATから今日まで、あっという間に過ぎたという感じです。

 

今週頭から、Term 3がスタートしましたが、今回はTerm 2の様子ついて。Term 3は、Shinに任せます!

 

Term 2は、クラスもチームも再構成されます。

私はTerm 1はデンスケと同じクラスでしたが、Term 2は日本人一人に。

Term 2は何かと授業で日本が取り上げられることが多かったので、日本人として発言を求められることもしばしば…。

(経済の授業では、「日本は20年間デフレだ。アベノミクスでも経済は復活しない。Japan is the destiny for Europe」とまで言われ、

一方、オペレーションでは、毎回日本の例が出ました。KAIZEN (改善)、POKA-YOKE(ポカヨケ ※先生がポカヨーキーと言っていたのが気になりましたが)、

KEIRETSU(系列)など、良い例として挙げられていました。

 

<Term 2はTerm 1より1科目多い7科目(PLD含む)>

 

1. PLD (Personal Leadership Development)

2. OM (Operation Management)

3. EEB (Economic Environment of Business)

4. FM (Financial Management)

5. MM (Marketing Management)

6. SM (Strategy Management)

7. HR (Human Resource Management)

 

全体的にTerm1 よりも専門的な内容になっています。

生活面に慣れたということもありますが、個人的にはTerm 2の方が断然楽しかったかな。

製造業出身ということもあり、OMは非常に興味深かったです。

あと、EEBとFMの授業は、経済、ファイナンスBackgroundがない私にとっては、「おぉ、そうだったのか!」という感じで色々と勉強になりました。

意外とピンとこなかったのがMarketing。営業企画出身なのに、なぜ、という感じですが。

(ちなみにMarketingの授業の評判は高かったので、私の個人的な興味の問題だと思います。)

でも、これがMBAの良さかと思います。改めて幅広い科目について学ぶので、自分の興味があること、無いことがわかってくるし、今回のように関連の強い仕事をしていても興味が持てない科目もあります。

(もちろん先生との相性や授業内容も大きく関係してきますが。)

 

私は結局、Term 2の印象をもとに、Term 3の専門科目をMarketingではなくStrategyにすることにしました。

 

Term 1とTerm 2授業の全体的な比較ですが、Team 2の方が個人ワークが多かったです。

PLDを除く6科目中筆記テストは3科目で、残りはレポートとプレゼンでした。

筆記試験より楽~!というクラスメートも多くいましたが、英語が苦手な日本人にとっては、個人課題レポートはなかなか苦戦しました。(たぶん3人とも)

でも、Term 1は、英語ができるチームメートにレポートを書いてもらうことが多かったので、個人レポートは強制的に書くいい機会だったかなぁ、と。

 

まぁ、でも全体的には生活に慣れたこと、また気候が徐々に良くなっていったことでとっても楽しく過ごせました!

 

期末テスト後は相も変わらずみんな国外逃亡しました。

Term 3はRSM MBA目玉の一つ、Living Management!

各チーム、実際の企業から依頼を受けて課題に取り組みますが、その様子は次回のブログで!

 

ではでは。

 

P.S. 写真は、深夜までかけてMarketingのプレゼン資料を作る日本人3人組です。

  みんな寮にいるので、こういう時便利♪

  DANONEのケースはDANONEを食べながらね!