都会の並木道に黄葉が舞う晩秋の頃
標高の高い山では厳しい冬の訪れで
八ヶ岳は雪化粧した美しい冬の姿となっていた
根雪となる真っ白な新雪に新しい軌跡を残し
八ヶ岳中山尾根を単独登攀して来ました
写真中央付近のラインをピークに向けて登攀
1ピッチ目を登り返す頃
風は肌を刺すように冷たいが
次第に日の光が届き始め
一面の青空に向かってのクライミングは爽快でした
ホッとひと息を入れて振り返ると
白く聳える阿弥陀岳が美しかった
今日は晴天の週末なのに登山者は少なく何処のバリエーションルートも静かでした
中山尾根終了点から望む雪を纏った赤岳
ソロクライミングの宿命である登り返しで疲れきった心身に最高のご褒美となった
行者小屋に新しく導入したテントを張りました
必然的に重たくなる冬装備のザックを少しでも軽くしようという怠けな考えで導入しました
軽い分耐久性はあまり期待はしていないが
設営は早く容易で居住性も安心感がありそこそこ広くストレスを感じなかった、ただひとつシングルウォールテントの付き物である結露は半端なかった。
下の写真は一夜を明かし撤収時にテント内に凍った結露を集めてみました
一人前のかき氷位はありそうですね
厳冬期をメインで使用するので結露は凍ってしまい直接的に物が濡れる事は少ないと思うのであまり問題はないのかもしれない
なんせ650gを切るこの軽さとコンパクトさはもう手放せない。
出発時にザックを計測したら24キロもありました
あれ?大して変わらないぞ?
食料を欲張りすぎたかな。
厳冬八ヶ岳もそろそろ開幕です。
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