標高約2000mを流れる
奥秩父連峰のとある源流
久方ぶりにベイトタックルを握りしめて
清冽な流れに棲む岩魚を求めた

鬱蒼とした樹々に囲まれた森はまだまだ夏の名残を色濃く残していましたが
清らかな水は氷水のように冷たく
ひと足早く水の中は秋めいているようでした

ここ最近の雨続きで一気に水温が低下したのか
はたまた、久し振りの釣りで腕が鈍ったのか
岩影に潜む岩魚は私が操るミノーに一切興味を持ってくれませんでした
そんな渋い状況が続く中、小さな堰堤の淵から朱色の鮮やかな岩魚が古いグラスロッドをしならせてくれた

今日はこの出会いをずっと求めていた
待望の一尾である

この一尾との出会いで半分満足したのと
この先次の岩魚を釣りあげる自信が無いため納竿にした

今日は岩魚のご機嫌があまり良くなかったようです
釣れる時はどんな手法を使っても釣れる
釣れない時は何をしても釣れない
だからこそ釣りには奥深さや楽しさあり
アングラーはそれに魅了する
私の場合は
釣れなくても自然の中に居るだけで十分楽しい。
ちょっと言い訳かな...

さて、車を走らせて山を越え
今日はここにテントを張ります。

-Trout Tackle-
Rod : Old Glass RodGrip : Brightliver Eyespot
Reel : Abu Ambassadeur 1601C IAR
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance BAITFINESS PE
Landing net : mouwood
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