ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

アレルギー

2013-04-25 23:58:57 | Weblog
ああ、この音はQQ(中国で人気のチャットサービス)の音だったのか。
しょっちゅう社内のいろいろなところから聞こえてくる音。

めずらしく会社のノートパソコンのスピーカーをオンにしていて知った。
みんな、仕事以外でもQQを使っているんだろうなあ。

まあ、会社にガンガン電話が掛かってきて、
「あなた、今晩の夕飯は何がいい?」「トイレットペーパーを買ってきて」などと、
思いっきりプライベートな会話が、ガンガン繰り広げられるよりは、
チャットでこっそりやってくれるほうがいいと思う。

先日、北京出張に行っていた上海人の同僚が、
期待した通りの北京ばなしをしてくれた。
いわく、「北京人の目は、頭のてっぺんについている」と。
まあ、つまり「えらそうだ」「上から目線だ」と言いたいんだろう。
タクシーは乗車拒否が当然で、相当困ったらしい。
朝食を路上で売っているような人までえらそうだ、と。

共産党のお膝元だからしょうがないのさ~。
それにしても、上海人の北京アレルギーは結構なもので面白い。
とりあえず、笑わせてもらった。

先日、Kindleで久しぶりに『奇巌城』を読んだ。
というか、子ども向けではないバージョンを読んだのは初めてかもしれない。
最後、宝石がウランだったような記憶があったんだけど、
あれは違うお話だったか。三十棺桶島だったかな。
ルパンを読むのは小学生依頼なので、もはや記憶はあやふや。
新鮮な気持ちで読めるのがいい。

ただ、昼休みに読書をしながら食事をしようとすると、
最近、中国人スタッフに「1人で食べるなんて、よくないよ~」と
ありがたくも誘ってもらえ・・・、本が読めない。
中国人は1人で食事をすることを、非常にいやがる。
食事は、みんなでわいわい、楽しく食べてこそ栄養になる、ということらしい。

確かにそうなんだろうけど、たまには静かなのもいいと思うけどね。