ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

とぐろ

2013-07-23 23:55:12 | Weblog
夕方、夕陽に誘われて、オフィスの廊下を西へと歩いていたら、
廊下を「とぐろ」が塞いでいた。

電線のようだ。
しかし、総延長は明らかに廊下の距離より、何倍も長い。
そして、かなりの面積をとっている。



「あ~、またやりっぱなしだ」と思ったら、
柱の影に、中国人の作業員さんがぽつんと座り、
一生懸命にスマホをいじって、時間つぶしをしていた。

後ろから日本人の同僚がやってきて、私の姿を認め、
「あ~、また出しっぱなしなんだから~」と眉をひそめた。
「いや、この影に人がいるよ」と言ったら、「あ、ほんとだ」と。

日本人はみな、まずはじめに「やりっぱなし」「出しっぱなし」と思うようだ。
これが国民性というやつだろうか。

そして明日、きっとどこかの電気がつかない。
何かを補修すると、違う何かに問題が出る。
そんなもんだ。

プチ興奮

2013-07-23 00:32:02 | Weblog
とりあえず楽しいことを考えてみようと思って、
週末弾丸旅行の計画を練っている。

もし、実際に行かなかったとしても、こういう頭の体操はいい。
旅行は自分の価値観と向き合うためにある。
お金と時間の使い方。そして、中国や周囲の人との距離感。

そして、普通程度に中国語が使えてよかったな、と思う。
いろいろと便利だ。
言葉は、好きなことをやるためのツールだと改めて思った。

別に外国語が話せるから「えらい」んじゃない。
単に、1人で出来ることが増えて、便利だというだけだ。
だから別に、文法的に間違いがあったっていいんだ。
外国語なんて、言いたいことを伝えられて、
知りたいことを聞き取れればいいんだから。

そして、旅先で必要な言葉なんて限られてる。
食と住、あとは交通手段くらい。
未来永劫一緒に暮らすわけじゃないんだから、この程度でいい。
そう言ったら、ある人が、ずっと一緒に暮らす人とも、
実際はこのくらいの会話でいい、と言っていた。なにげに深い。

ただ、旅程を頭の中で描いていると、興奮して眠れなくなるのが難点だ。
ひとたび旅行に出ると、どこでもよく眠るし、
移動手段で起きてられた試しがないんだけど、旅行前はどうもダメだ。

しかもいまは、インターネットでいろいろと調べることができてしまう。
ネットは麻薬だなあ。

さて、満洲あたりに行ってみようと考えている。