ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

そんなもん

2013-07-30 01:18:49 | Weblog
今朝、約1時間かけて、あれこれいじっていたら、会社のWindows7が復活した。
復活直後のWinちゃんは、酔っぱらいのようにグラグラしてて、
いまひとつ安定しなかったけれど、午後になったらお酒も抜けた模様。
これで明朝、ちゃんと立ち上がれば、まあ一安心だ。

中国工商銀行のネットバンクに入れないのは、友人も同じ状況のようなので、
これはもう「仕様です」というヤツだろう。
しかも私たちが苦情を言ったところで「あ、そう」くらいしか言われない、
非常に「力」のない面子だから、やっぱり待つことにしよう。
相手も決して悪気はないんだ。しょうがない。

たとえば今日、会社でプリンターが紙づまりになった。
プリンターがピコピコとエラーの表示を点滅させているが、
印刷をしかけていた中国人のお嬢さんは知らんぷり。
「ねえ、紙が詰まってるよ」と言ったら、
「あ、私の印刷は終わってるから。これ壊れてるの。
 明日、業者さんに来てもらえばいいじゃない」と。

性格はすごく明るい、とてもいいお嬢さんで、私は大好きなんだけど、思わず言ってしまった。
「それなら、プリンターの電源をおとして、故障中って紙でも貼っておかないと、
 みんなが知らないでデータを飛ばしちゃうでしょ。
 自分は終わったから、それで放置じゃないでしょう。気づいたんだから」

そんなこと言われるなんて予想してなかったようで、
非常にショックを受けた顔をしたので、これはヤバい、と思い、
いそいそと裏紙に大きく「故障中 業者さん呼んでます!」と書き、
「じゃ、これを貼っておいてくれる?」と言った。
貼ってくれた後は、「バッチリだね。ありがとう」とまで。

日本人的には、なぜ注意されて「非常にショックを受けたのか」も不思議なら、
私が「これはヤバい」と思った展開も不思議なことだ。

次の人のために、とか、
みんなが快適に使えるように、なんていう気づかいの教育を受けてないから、
本当に性格がいい子でも、まず、日本人だったら当然なことを思いつかない。
悪気はない。本当にそっちにアンテナが立たないんだ。

ま、工商銀行でソフトを開発した人も同じなんだろうと思う。
セットアップガイドは日本語を作っても、
それはもとから日本語版があったから作っただけで、
ピッキング対策ソフトは、日本語OSでも有効なように作るなんて考えない。
なぜなら、そもそもがなかったから。
そして、そこを繋ぐような発想のデバックはしない。

ま、そんなもんだ。