ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

違う国

2013-10-04 20:24:12 | Weblog
上海に戻った。
日本は、夢のようにご飯がおいしい国だった。

さて、羽田空港と上海虹橋空港の行き来の場合、
国際線という感じがあまりせず、日本の地方出張と同じ感覚なのだが、
全然違うなあと思うこともある。

隣に座った中国人が、上の棚に、カバンを投げ入れ、
私のお土産も若干の圧迫被害にあったので、猛烈に睨み、カバンの位置をずらしてやった。
そしたら、立ち上がって来て、実力行使で、自分のテリトリーを主張してきたので、
一瞬、非常にムッとした。
位置の問題じゃない。私のカバンの上に、自分のカバンを投げ入れるな!ってことよ。
そっと置け。そっと。

そしてその人は、隣の人のことなんか考えもせず中国語の新聞を広げ、
次には、くちゃくちゃとものすごい音を立てながら、機内食にがっついた。

しかも一番のショックは、その人が日本のパスポートを持っていたことっ!

ゆるさじ。
ダメだよ。こんな人に発行しちゃ。
世界中から日本人が誤解される。

ケチって上海航空に乗ったせいもあるんだけど、
客室乗務員の中国人も、機内食を配りにくるときに、すごくぞんざいな態度。
絶対に中国語は使うまい、と思い、英語で通した。
そしたら、日本人の乗務員さんが来てくれるようになった。

あ、もしかして、最初わたしのことを中国人と勘違いして、
中国人乗務員をあててきてました???
まあ、しょうがないけど。

中国は近いし、上海は都会だけど、日本とはまったく違う国。

でも、客室乗務員なんて、日本には何回も来ているだろうし、
日本人の同僚と一緒に働いているのに、
やっぱり、他人を見て学ぼうという気は起きないのだなあ。中国人という人たちは。