これは個人的な見解です。

企業では「インセンティブ」という言葉をよく聞きます。

社員に対し販売意欲などを高めるための動機づけで、その成果を報奨金や表彰で報いることを指しますが、一言でいえば、「その気」にさせるものです。
　
ある事柄に集中させるという点においては「インセンティブ（制度）」は良いと思いますが、その反面、視野が狭くなる可能性があります。
　
企業は成果を出すために様々な施策を考えては手を打っていきますが、

個人にとって、それは自分自身に対しての

「インセンティブ」となるものは何だろうか？と考えた時

「これだ！」と言うものははっきりと明確にあるか、

悩ましいところです。
　
本来の「インセンティブ」とは、ネットの辞書によりますと、

「意欲向上や目標達成のための刺激策。個人が行動を起こすときの内的欲求（動因：ドライブ）に対して、
その欲求を刺激し、引きだす誘因（インセンティブ）を指している。」
　
これを踏まえますと、まず、内的欲求が自分の中にあった方がよさそうです。

その欲求が何なのか、ある（わかっている）のとない（わかっていない）のでは、

その欲求を引き出す誘因（インセンティブ）の効き目が違ってきます。

（だから、同じインセンティブでも人によっては響く人と響かない人が出てくるのですね）
　
他者（例、会社）からのインセンティブに響く響かないはある意味個人の勝手ですが、

殊、自分の人生において、良いインセンティブとなるものが見つかれば、
それも長く続くもの（刺激してくれるもの）があれば、行動のモチベーションも高く維持できることでしょうね。
　
さて、自分にとっての真の内的欲求とは何か？
そして、その内的欲求をかき回し（笑）パワフルに行動させてくれるもの（インセンティブ）は何か？
　
内的欲求もインセンティブも第三者から与えられるものではないですね。

自らつくり出していくものですね、自分の人生ですから。
　





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