遠く離れた存在であれば、その人のことを知らないだけに、へ~ほ~で終わるのに、
近い人、よく知っている人が、なんだか羽振りがいいとか儲かっているとかを見ると、
羨ましい…
それに比べてオレは…
となるのはどうしてだろう。
ローマ帝国の哲学者「セネカ」は、、、
「貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う」
と。
私のように悩める人々に向かって、静かにそう語ったに違いない。
果たして、豊かになったら多くを渇望しなくなるのだろうか。
そんなことはないと思う。
求める人は求める、それが悪いとは思わないが、
足るを知る、とあるように、
やはり、そこは自分の心の問題だ。
有るものには目を向けず、無いものを欲する、
手に入れてもそれが当たり前になり、もっと!と求める。
それが原動力になる場合もあるが、
セネカはこうも言っている
「多くの人に役に立つ者が生きる」と。
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