豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

windに関する一考察

2006年12月23日 | Weblog
ノロウィルスの脅威が連日報道されています。インフルエンザの予防注射をし、やれやれ一安心と思っていたら、この騒ぎ。インフルエンザと違い、一度罹ってもさらにまた罹る可能性があるとのことで、日にちの替えが無い受験生を抱える身としては、かなり不安な日々です。どうにかやり過ごすべく手洗い・うがいを励行してはいますが、不安は消えません。お年寄りや小さいお子さんのいる家庭も同様に心配な日々を送られていることでしょう。

まだノロウィルスという名前が影も形も無かった頃。乳幼児期からうちの娘たちは12月に入るときまって「お腹にくる風邪」をひいていました。吐き気と腹痛。食欲が無くなり何を食べても飲んでも吐いてしまいます。かろうじて氷砂糖ならなめていられるという状態でした。ウンチは白っぽくなり、この風邪に罹った子達を前に毎年本格的な冬の訪れを感じていたものです。同じ時期に大人もなんだかお腹が張ったような居心地の悪さを感じてはいました。今話題のノロウィルスとまでは行かなくても、同じ種類の風邪なのではないでしょうか。

この「お腹にくる風邪」が、数年前私を直撃しました。家族のうちでただ一人、何故か私だけを襲ったのです。
夜中に突然目が覚めるや否や、強い吐き気に襲われ、トイレに立った後は起き上がれなくなりました。激しい腹痛と吐き気で一週間寝たきりで過ごすことになったのです。
喉を通るものは、ポカリスエットとイチゴのみ。イチゴも硬いタイプはだめで出始めだった「あまおう」なら少しずつ食べられると言う状態。何を着ても布団を何枚かけてもコタツを入れても寒くて寒くて生きた心地がしませんでした。
点滴を受けるために通院するときは、タクシーに転げるように乗り込んで、うめきながら病院へ。病むとはこういうことなのだと実感した日々でした。

その経験からの一考察。「おならが臭くないとこの風邪を発症し、臭いと発症しない。」・・・のではないか?
例年、冬になるとお腹が張るような違和感とともに経験するのが極めて妙なるにおいのおならさんです。「だれ???」と詰問する毎日でしたが、発症した私だけはそういう状態ではなかったのでした。つまり、その臭いおならはウィルスに討ち勝ったことの証ではなかったのかと考えるわけであります。

その後も冬になると同じような状況を迎えますが、その年以来、順調におならが臭いと安心する我が家なのです。
まったく医学とは無縁の私のおぼつかない仮説ですが、系統立てた勉強をされている方がこれをどのように解釈されるのかとても興味があります。医学の進歩の一助になるのなら、サンプルの提供もやぶさかではありません。
専門外の観察と、専門家の賢察。両者がうまくかみあって、文明の進歩に益することもあるのではないか・・・と思う次第であります。