豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

市民球場

2007年07月08日 | Weblog
「もう限界“広島市民窮状”新球場のため必死の延命措置」
昨日の夕刊フジの記事が、ネットで紹介されていました。

 市民球場から帰宅してその日の夕方の記事ですから、あまりにもタイムリー。
たしかに、ボロボロかもしれません。
でも、広島市周辺の皆さんの思い出が一杯詰まっている場所であることは間違いありません。
昨日も一塁側の内野席に座りながら、外野のスタンドを見渡していました。
小学生のころ、子ども会やカープのちびっ子招待デーなどで座っていた席はどのあたりだったのかな、などと考えながら。
巨人の国松選手を良く覚えているので、ライト側に座っていたのでしょうね。スタンドが赤一色に染まって、数え切れない赤い応援旗が翻っていた日本シリーズも忘れられません。第7戦を勝って、選手が場内を一周した記念すべき日でした。球場に来る度に反芻する思い出です。

 建設時は、5ヶ月あまりの突貫工事で完成を見たと言いますから、これを改修して使用すると言うのはやはり無理があるのかもしれません。
比較的最近設置されたセンター後方のスコアボード横の大ビジョンも、耐用時間を大幅に超えて使用継続中なのだそうで、かなり不具合が生じているようです。
昨日は、この大ビジョンに虎子が関わっているイベントの映像が流されるということもあって出かけていきました。映像の紹介は、開場してまもなくされたようで残念ながら見ることはできませんでしたが、これから何度か行われるらしいので、機会があれば見に行きたいと思っています。 開設50周年の市民球場にありがとうを言おうという試みで、各方面の方に感謝のコメントをお願いして試合開始前に流すのだそうです。チラシ作りや映像の編集等一生懸命作業を重ねておりました。


 来年一年ここで試合が行われた後は、新球場は広島駅近くの場所に移ります。今の球場は、場所が市内の中心地ということなど立地条件が良いので、このまま改修して存続と言う案もあったのですが、最終的には場所をかなり移動しての新築移転と言うことに落ち着きました。なくなるとわかってしまうと、やはり残念な気持ちが涌いてきます。出来る限り足を運んで名残を惜しみたいとは思いますが、肝心なカープの戦況が今ひとつなので、足も遠のきがちかもしれません。

 これから関東遠征。
帰ってくるころには、なんとか五割と言うのは、・・・ありえませんね。