豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

フラ

2008年12月21日 | Weblog
フラダンスというほうが馴染みがありますが、フラはハワイの言葉でダンスと言うことなのだそうですから、フラダンスというのは、さしずめ年取ったお婆さんというようなものなのでしょうか・・。

秋の初めから習い始めたフラ。
赤ちゃんスイミングの赤ちゃんがいきなりプールに投げ込まれるごとく、わけもわからないうちにステージに立つことになったものですから、それはもうたいへんです。必死で手足をバタバタさせているうちになんだか泳いでいるような気にはなってきました。でも、ここのところ落ち着いてくると、いろいろな疑問がむくむくと湧いてきたのです。

こうして習い始めるなんてことを想像することもなかったずっと以前、NHKの番組でハワイのフラのコンペティションを観たことがありました。たまたま観始めた番組でしたが、その迫力に引き込まれていったのを覚えています。その競技会は、メリーモナークという大きな大会だったことを先生に教えてもらい、披露されていたダンスの種類は「カヒコ」という神や自然に捧げられた宗教色の強いものだったことも判明したのでした。

私が今習っているダンスは、「アウアナ」というもので、これは現代フラとも言われるギターなどのメロディに合わせて踊るものです。こちらのほうが今では親しまれるようになってきています。これはこれで表現も豊かで楽しいのですが、興味深いのは、打楽器や生の歌だけに乗せて踊るカヒコでした。いつか習ってみたいなあ・・と期待していたのですが・・・。

どうもカヒコというのは、乙女の踊りなのでは?という気がして参りました。
女性は年齢によってワヒネとクブナに分けられます。現在では、おおむね45歳以上がクプナに分類されているようですが、ネットで検索する限り、クプナのカヒコは見当たりません。おそらく、ずっと昔昔は、未婚か既婚かということでワヒネとクプナの分類がなされていたのではないでしょうか。
カヒコは、ワヒネのみで踊られていたのではないかなあ。とすると、既婚者で現代の分け方にしてもしっかりクプナ組の私は、カヒコを学ぶ資格はないのではないでしょうか。
一緒に習っているお若いお友達の場合は、既婚者もいらっしゃいますが、今の基準で言うならしっかりワヒネです。カヒコはOKですね。
ただ一人、年齢オーバーしている私はどうするべきか?

最善の方法は、クプナ組への移籍ですが、時間的に無理ですし、なにより今のクラスを離れるのはつらいのです。
とすると、もうここは腹を括って、永遠の45歳ってことにしてもらうしかないのかも。自己申告ってことでよろしいですね。そうしてカヒコを教えていただきましょう。ただ、神様の目を掻い潜ることができるのか??それが問題です。
とここで、ふと思いだしたのが↓。ははははは。

>「一応、これでも「永遠の19歳」のツモリなんです・・・。」

だったのでした。