リザルト
クラスタE3
10位/135人
以下レースレポート
いよいよシーズン終盤のターゲットレース、南魚沼。
目標は3位以内。
このレースで実業団レースを引退するキャプテンのためにも、花道を飾りたい。
作戦はなるべく脚を使わず周回こなして、最後の登りでアタック!
緊張感を持って整列へ。スタートは前から50番手くらい。
号砲が鳴っていざ!
と思ったら盛大にクリートキャッチをミスる。
番手を下げて登りへ。
ここは脚を使ってでも前目に行かんとアカン!
緑のfjtさんも同様に上がって行ったので付いて行く。
とりあえず1回目の登りは余裕を持ってこなせた。
平坦区間でも徐々に位置を上げて行く。
そして20〜30番手くらいでトンネルへ。
2個目のトンネル、明かりの無い区間。
マジで何も見えん。車間が分からん。
で、自分の直ぐ後ろから落車音。
かなり大きい。。
こんなんギャンブルでしか無い。
怖すぎてみんな叫んでた。
少しビビってしまい、下りは慎重に下る。
2回目の登り、20番手くらいで入る。
牽制気味でペース上がらず、その間に先頭付近へ。
登りの後半でフィンズymdさんあたりがペース上げて行く。無理せず少しずつ位置を下げながら登頂。
脚を使わずにこなせた。
平坦区間でまた位置を上げて行く。
トンネルは前目でこなしたい。
ymdさんもそう思ってだろう、先頭付近。
んで、トンネル前で先頭へ。
自分は10番手以内で周りと車間を空けて走る。
この辺はみんな考えが一緒だったと思う。
車間が空いて安全に走れた。
そして下りへ。
最後の登りを良い位置で入るには、まず下りの位置取りが重要。
なのにガンガン位置を下げてしまう。
結局集団最後方あたりで下りをこなして、登り口へ。
前にはumiさん。
追い抜き側に『頼んだぞ!』と気合を貰う。
先頭が登り口の橋を通過する時点で50mほど後半。前には集団が20人くらいか。
位置取りが悪過ぎるけど行くっきゃない!
少しずつ位置を上げて行き、登り中盤で何とか10番手以内へ。
ここからはアタックにチェック。
少し勾配が緩んだところでパナマのmrtくんがダンシングでススっと飛び出す。
まだ距離はある、誰も追わない、容認。
つーか既に脚はいっぱいいっぱい。
最終コーナーを抜けて応援団が待つ直線へ。
集団のペースが上がる。
脚が動かん。心肺も限界。
色んな思いが頭を廻る。
ここで動かなきゃいつ動くんだこのクソ脚、クソ心臓が。
何でも良いからもっと踏め!回せ!
こんな言葉が本気で浮かんだ。
が、現実はそんなに甘くない。
先頭から千切れ、踏めず回せず、悔しさと苦しさで地面を向いたままゴールへ。
ゴール後は本当に悔しくて、こんなんで南魚沼が終わってしまったと言う虚しい思いでいっぱいに。
弱いな。。オレ。
反省
①クリートキャッチミス
問題外である。
②下り前の位置取り
みんな前目に下りたいのは同じ。
上手く位置取るために周りを見て、時には脚を使って位置を確保するべし。
③最後のペースアップ
周回は良い感じにこなせたが、最後の登りでのペースアップに着いて行けなかった。
最後に上げ切ってゴールするような練習が必要。
そんで、5分以内の強度を上げる事が必須。
stravaから登りのデータ抽出
1回目 4:26 300w 5.45倍
2回目 4:31 297w 5.4倍
3回目 4:17 320w 5.8倍
最後に上げてはいるが、勝負に絡むには足りない。
南魚沼なら最低でも4分6倍は出さないと勝負権なし。
④ダンシング
今回は登りでほとんどダンシングを使わなかった。
その方が良いと思っての事だったが、はやりダンシングは必要。
休むダンシング、攻めるダンシングどちらも練習が必要。
総括
これで今シーズンの実業団レースが終わった。
本当に悔しい結果だった。
この悔しさを忘れずにいれば強くなれると信じて、またイチから出直します。
最後の登り口でumiさんに『頼んだぞ!』と言われたあの場面は一生忘れない。
今日のレースだけじゃない、色んな事を『頼まれた』気がする。勝手にそう思って心に留めよう。
参加された皆さんお疲れ様でした。
応援して頂いた方々、運営側のスタッフ等々、本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
以下はレース後の備忘録。
mrtくんはあのアタックが決まってそのまま優勝!おめでとう!
最近はそれなりに戦えてたのに、最後に勝ち逃げされしてしまった。
いつかリベンジを果たしたい。
MIVROのaokさんにもご挨拶。
強豪クライマー。これからも色んなレースで会いそうだ。
その後はMoeの応援を。
登りで並走。笑
今回は遠慮して距離を空けすぎた。
今度はもっと近付いてウザいくらい応援しよう。
そしてパンチされよう(^p^)
後で聞いた話、
『このとき、こんなに苦しいのに爆笑しながら追いかけてくるからマジでキレそうだった』
とのこと。サーセーン。