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ゲーム雑記【無双OROCHI】その1

2007年05月02日 22時18分01秒 | ゲーム雑記
先日買ってはまってる。ストーリーモードは全部クリア。



ゲームシステム:
今までの無双シリーズと一緒。各ステージごとのクリア目標達成を目指して敵を切りまくるといういつものやつ。
ただしプレイヤーが選らぶ武将は3人いて、戦闘中に3人を自由に交代させることができる。戦闘中に1人が死ぬと他の2人が健在でもゲームオーバーになるのでやばくなったら交代させないといけない。控えの武将2人は自動で体力・無双が回復する。

登場武将は戦国2と三国4のキャラが全部出ている。他にも五右衛門やくのいち、今川義元も登場。

武将のスキルとしては武器融合というのがあり、戦闘でランダムに獲得した武器には能力が付加されているものがあり、武器と武器を融合させることによって、経験地を払って能力も付加することができるようになっている。例えば、まずベースとなる武器を選び、それに「神速1」という能力がついており、融合させる武器(ランクは問わない)には「勇猛2」という能力がついていた場合、経験値を払ってベース武器に勇猛2を付加することができる。ただし武器にはスロットが最大8までしかつけることができず(スロット拡張も経験値が必要)、選ばないといけない。

また、全武将共通の特殊能力があり、これは戦闘中に特定の条件をクリアすることによって獲得できるのだが、装備できる能力は7つまで。例えば「馬術」という能力をつけると最初から騎馬に乗った状態でスタートでき、「馬術10」だと赤兎馬級の馬に乗ってスタートできる、というもの。

ストーリーモードは蜀、魏、呉、戦国の4つのシナリオのみ。それぞれ一本道のシナリオになっており、仲間になる武将も固定されている。ちなみに劉備は蜀シナリオのエンディングでやっと仲間になるためシナリオ中では使えない。もちろん一度クリアした後なら使えるが。もっというと関羽、張飛は最後のシナリオの手前で登場するのでこちらも使うことはほとんどない・・・。

蜀ストーリーでは上田城に捕らえられていた趙雲が島津義弘、星彩とともに劉備奪還に戦う話。途中で仲間になるのは立花千代、孫市、月英、真田幸村、魏延、孟獲、祝融、袁紹、関羽、張飛、諸葛亮、劉備。蜀外伝というシナリオでは姜維、龐徳、五右衛門、伊達政宗、宮本武蔵、本多忠勝、呂布。
ストーリーの骨子としては、途中で遠呂智軍の武将としてなぜか孔明が登場。さらに関羽、張飛も登場するのだが、実は劉備が遠呂智に囚われているため、その居場所を知るためにあえて遠呂智に与していた、という話。
オリジナルキャラとして遠呂智と妲己がいる。妲己は遠呂智軍の軍師的な立場だが、軍師というよりは遠呂智配下の監視役的な役割に近い。

蜀・魏・呉・戦国の4つのシナリオはそれぞれリンクされているのだが、別に他のシナリオをクリアしたら他のシナリオに影響があるわけではない。呂布、慶次は遠呂智軍の武将として登場。蜀ストーリーだと最終ステージで二人が立ちはだかる。あと遠呂智はかなり強い。

とりあえずここまで。

【読書感想文】すべてがFになる

2007年05月02日 14時03分54秒 | 読書感想文
森博嗣の作品を読むのは初めて。実は結構期待していた。



『すべてがFになる』
作者:森博嗣

ストーリー:
N大助教授の犀川とその生徒たち、そして犀川の恩師の娘の西之園萌絵はゼミ合宿で孤島にキャンプに行った。その島には研究所があり、真賀田四季という29歳の天才科学者を中心とした50人以上のエンジニアが仕事をしていた。合宿の1ヶ月前、萌絵は真賀田博士に好奇心で面会していたのがきっかけになった。
真賀田博士は14歳の時に両親を殺し、それ以降研究所の一室にこもり誰と会うときもスクリーンでしか会わず、部屋から一度も出ていなかった。

合宿初日の夜、萌絵と犀川は研究所を訪ねた。あわよくば真賀田博士に会えるのではないかと期待してのことだった。
が、研究所内のシステムがエラーを起こし、真賀田博士の部屋から両手両足を切断された博士の死体が出てきた。
監視カメラの映像では誰も博士の部屋に出入りはしていない、いわゆる密室殺人の状況だった・・・。


感想:
タイトルの「すべてがFになる」は真賀田博士の部屋のカレンダーに書かれていた犯人のメッセージ。これがトリックの謎を解く鍵になるのだが、理系の人間、またはプログラマでないとまずわからない。というかトリックの種明かしについてもプログラミングの知識がなければまず理解できないので、そっちの知識がない人にはあまりお勧めできないかも。
でもそれ以外にも博士の過去についての様々なエピソードが実は重要な伏線になっていたりして本格ミステリーとしては上質な部類じゃないだろうか、と思う。
ただ余計な場面や会話が多すぎてもう少し内容削れるんじゃないの?とも思った。