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ゲーム攻略、読書感想文など。

【読書感想文】笑わない数学者

2007年05月04日 22時50分47秒 | 読書感想文
3日連続S&Mシリーズ。今回はやられた?



『笑わない数学者』
作者:森博嗣


ストーリー:
クリスマス・イブに天才数学者・天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館のパーティーに招待された犀川と萌絵。犀川の教え子に博士の孫がいたのが縁だった。12年前、三ツ星館で天王寺博士は庭にあるオリオン像というブロンズ像を消すというトリックを披露したことがあり、今回もそれを見るのを楽しみしていた二人は、パーティーの最中にそのトリックを博士にお願いし見ることが出来た。約10トンもある庭のブロンズ像が跡形もなく消えたトリックに驚く二人。
だがその晩、博士の娘・律子がブロンズ像の前で死体となって発見され、その息子・俊一は律子の部屋で死体となって発見された。
警察の調査の中、天王寺一族の複雑な秘密が次々と明らかになる。そして事件の二日後、夜中にバイクの音を聞いた萌絵は庭にでるがそこで何者かに猟銃で狙われる・・・。


感想:
トリックそのものは簡単でブロンズ像消失のトリックも途中でわかったのだが、作者いわく本書には「逆トリック」なるものが仕掛けてあり、作品内のトリックに途中で気づいた人は逆トリックにはまってるという。
さっぱり意味がわからずネット内を色々探っていたらどうやらタイトルと天王寺博士の正体がからんだネタ、それと読者と犀川の関係にあることがわかった。が、それがなんで逆トリックにはまってるのかはよくわからんかった。
殺害のトリックとブロンズ像消失トリックはリンクしており、簡単とはいえ作者が1冊読むなら本作にしてほしいというだけあり、トリックだけじゃなく全体的な構成がわかりやすい作品になっている。

ゲーム雑記【無双OROCHI】その2

2007年05月04日 01時55分25秒 | ゲーム雑記
今回は残り3つのシナリオ紹介。



魏ルート:
主人公は曹丕。ほかに初期武将として徐晃、張遼がいる。曹操が行方不明になってしまい曹丕が魏の武将たちの中心者となるのだが、遠呂智とは同盟を組み、反乱勢力を狩っているという設定。
無論曹丕には思惑があり、各地で敵対する魏の武将たちと戦っては彼らが魏の誇りを失っていないことに満足している。敵対する魏武将の代表格は夏侯惇、夏侯淵の2人。この2人も二度目の戦いで曹丕の真意を悟り仲間になる。ほかに仲間になる武将は許褚、最初から遠呂智軍の武将やってる石田三成、張郃、それになぜか龐統、黄蓋、今川義元、浅井長政、お市、甘寧、曹操、典韋、ねね、貂蝉、甄姫、本多忠勝、呂布。
曹操は最後の方で仲間になるが、あえて曹丕から兵権は奪わずすべてを曹丕に委ねる形となる。


呉ルート:
主人公は孫策。孫堅を人質に取られているためやむを得ず遠呂智の手先となる呉の面々。ちなみに反乱勢力は陸遜を中心にまとまっている。
孫策は呉の同胞相手でも(特に甘寧や凌統)戦いを楽しんでいる。が、やはり遠呂智の手先となることに疑問を感じ途中で遠呂智に反旗を翻す。おかげで孫権、孫尚香とは敵同士になる。が、最後は孫堅も救い出しめでたく孫家は全員揃う。
ほかに仲間になるのは初期武将の徳川家康、服部半蔵、周瑜、森蘭丸、太史慈、呂蒙、島左近、稲姫、周泰、風魔小太郎、濃姫、くのいち、大喬、前田慶次、忠勝、呂布。なぜか女性が多い。ちなみにこの世界では尚香と稲姫は友人同士という設定。蘭丸が信長でなく呉につくのは孫策を見極めたいからという理由。
ミナミが呉ルートでやったときは最終ステージで遠呂智と戦うときに孫堅が巻き添えで死んでしまったため一度やり直した・・・。


戦国ルート:
信長が主人公。初期武将は秀吉、光秀という豪華キャスト。
反乱勢力の一角として頭角を顕す信長が様々な勢力を糾合して遠呂智打倒に向かうというストーリー。最初から最後まで謎なセリフばかりで何を考えてるのかいまいちわからん。
仲間になる武将は黄忠、関平、張角、阿国、小喬、凌統、武田信玄、上杉謙信、直江兼続、馬超、陸遜、董卓、曹仁、司馬懿、忠勝、呂布。
個人的な感想としては全ルートの初期武将の中では信長が一番使いやすかった。特に馬上からの攻撃はボスキャラも楽々倒せた。

とりあえずここまで。