3日連続S&Mシリーズ。今回はやられた?

『笑わない数学者』
作者:森博嗣
ストーリー:
クリスマス・イブに天才数学者・天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館のパーティーに招待された犀川と萌絵。犀川の教え子に博士の孫がいたのが縁だった。12年前、三ツ星館で天王寺博士は庭にあるオリオン像というブロンズ像を消すというトリックを披露したことがあり、今回もそれを見るのを楽しみしていた二人は、パーティーの最中にそのトリックを博士にお願いし見ることが出来た。約10トンもある庭のブロンズ像が跡形もなく消えたトリックに驚く二人。
だがその晩、博士の娘・律子がブロンズ像の前で死体となって発見され、その息子・俊一は律子の部屋で死体となって発見された。
警察の調査の中、天王寺一族の複雑な秘密が次々と明らかになる。そして事件の二日後、夜中にバイクの音を聞いた萌絵は庭にでるがそこで何者かに猟銃で狙われる・・・。
感想:
トリックそのものは簡単でブロンズ像消失のトリックも途中でわかったのだが、作者いわく本書には「逆トリック」なるものが仕掛けてあり、作品内のトリックに途中で気づいた人は逆トリックにはまってるという。
さっぱり意味がわからずネット内を色々探っていたらどうやらタイトルと天王寺博士の正体がからんだネタ、それと読者と犀川の関係にあることがわかった。が、それがなんで逆トリックにはまってるのかはよくわからんかった。
殺害のトリックとブロンズ像消失トリックはリンクしており、簡単とはいえ作者が1冊読むなら本作にしてほしいというだけあり、トリックだけじゃなく全体的な構成がわかりやすい作品になっている。

『笑わない数学者』
作者:森博嗣
ストーリー:
クリスマス・イブに天才数学者・天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館のパーティーに招待された犀川と萌絵。犀川の教え子に博士の孫がいたのが縁だった。12年前、三ツ星館で天王寺博士は庭にあるオリオン像というブロンズ像を消すというトリックを披露したことがあり、今回もそれを見るのを楽しみしていた二人は、パーティーの最中にそのトリックを博士にお願いし見ることが出来た。約10トンもある庭のブロンズ像が跡形もなく消えたトリックに驚く二人。
だがその晩、博士の娘・律子がブロンズ像の前で死体となって発見され、その息子・俊一は律子の部屋で死体となって発見された。
警察の調査の中、天王寺一族の複雑な秘密が次々と明らかになる。そして事件の二日後、夜中にバイクの音を聞いた萌絵は庭にでるがそこで何者かに猟銃で狙われる・・・。
感想:
トリックそのものは簡単でブロンズ像消失のトリックも途中でわかったのだが、作者いわく本書には「逆トリック」なるものが仕掛けてあり、作品内のトリックに途中で気づいた人は逆トリックにはまってるという。
さっぱり意味がわからずネット内を色々探っていたらどうやらタイトルと天王寺博士の正体がからんだネタ、それと読者と犀川の関係にあることがわかった。が、それがなんで逆トリックにはまってるのかはよくわからんかった。
殺害のトリックとブロンズ像消失トリックはリンクしており、簡単とはいえ作者が1冊読むなら本作にしてほしいというだけあり、トリックだけじゃなく全体的な構成がわかりやすい作品になっている。