赤いルバーブのほたる農園たつの

赤いルバーブ7品種!これが「ほたる農園たつの」の主力作物です。

ルバーブに関する間違った情報について

2017-08-06 16:53:28 | ルバーブ豆知識
最近、少々腹立たしい思いをしているのは、

余りにも誤ったルバーブに関する情報が蔓延していることです。

その代表格は「ルバーブの色」

幾つかの種苗業者さんが、<真っ赤な茎のルバーブ画像付きの種袋>を販売されています。

そして更に不味く腹立たしいことは、

そういう種を買った育成栽培業者さんがあたかも、

真っ赤な茎のルバーブに育つかのような表示で苗を売っていることです。

そして、赤くならないのは、日本の気候が温暖なためではないか・・と言い訳。

これぜ~んぶ「間違い」!



ルバーブの本場、EU諸国のサイトを閲覧していますが必ず

「種を蒔いて育成したルバーブ(=子供)は親の形質を受け継がないのがルバーブの特性」と記されています。


即ち、いくら親が真っ赤な茎のルバーブであっても、

   子供は基本的に緑系の茎になってしまうのはルバーブの特性であって、

   気候が要因ではありません。

日本では、ルバーブと言えば赤がもてはやされていますが、

赤茎のルバーブは、株分け苗を入手するしかありません。

そして、

特殊ルートで株分け苗を入手できたごく少数の方・産地が、

赤いルバーブの茎(株根は門外不出)を販売できているのが日本の実情です。


でもね!ルバーブと言っても、赤がすべてではないんですよ!

欧米では、タルトとかパイとかクランベリーとかのお菓子系での利用が多くその場合、

色はあまり関係なくなりますし事実、

栽培の主流は緑茎系のルバーブだそうです。

緑も愛してね!
です。

”味の緑、見栄の赤”
とおっしゃる方もいます。

「ほたる農園たつの」では、

赤茎のルバーブ・数品種の根株の輸入に成功し、

赤茎種を主力に販売していますが、

より綺麗な緑色のジャムができる、

緑茎ルバーブの選抜にも注力しています。




















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