迷走台風 寒冷渦とは?

2024年08月26日 22時57分27秒 | 自己満足的疑問解決
朝、起きたら台風の進路が変わっててビックリ。
まさか九州方面に向かうとは…

8月23日に下の記事を書いたときなんかは
ちゃんと計画してよ!計画運休 - 週間ダイジェスト+


どちらかと言えば名古屋方面だったので、現地の友人は大丈夫か?なんて心配したもんです。
気になって世界の気象庁に該当する機関がどういう分析をしているか調べてみると、こういう感じでした。



特にこのピンク色なんかはふざけているのか何が何でも日本列島を縦断してやるって感じの予想です。
調べてみるとECMWF_HRESってのは
ヨーロッパ中期予報センター(European Centre for Medium-Range Weather Forecast:ECMWF)が提供する、
高分解能10日間大気予測モデル(HRES)のようです。
けっしてふざけているワケでなくて、それなりの予報っぽいですね(失礼)。

そもそもなぜこれだけ予報が変わったかは“寒冷渦”が要因だそうです。




寒冷渦ってあまり聞きなれませんが、これが本当にわかりやすい↓


今の時代、スーパーコンピューターで色々と計算されて
台風の予想とかされていると思いますが、まだまだ完全ではないってことですかね。
今後の台風情報に注目していきたいと思います。・・・関西は金曜頃かな・・・

台風10号進路予想がズレた理由 専門家「寒冷渦が背負い投げした」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
台風10号(サンサン)の進路予想は当初より、西寄りへとずれてきた。なぜズレが生じたのか。
 京都大防災研究所の伊藤耕介准教授によると、複数の要因が考えられるが、
予想を狂わせた主なものは、台風10号の西側で、反時計回りに吹いている「寒冷渦(かんれいうず)」とみられるという。
 「寒冷渦に強い勢いがあり、台風10号を背負い投げするように、西側へと運ぶことがわかってきた」と伊藤准教授は説明する。
 では、なぜ「寒冷渦」の勢力を正確に分析できなかったのだろうか。
 伊藤准教授は「寒冷渦は高度約10キロと高い位置にあり、解明されていない点が多い」と指摘。
その上で「そもそも海上の気象は陸上の気象よりも観測が難しい。
データが気象衛星の観測データなどに限られる面もあり、海上を通る台風の進路予測はいまだに難しい」と話した。
 大阪管区気象台の海老政徳・主任予報官は26日の取材に「寒冷渦の存在は今回の予想の初期段階から把握していたが、
台風の進路にここまで影響するほど強いものだとはみていなかった」と話した。


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