最近、石綿(アスベスト)のニュースが取り上げられてます。
石綿っていうと実験器具のアレ(画像参照)を思い出します。
確か研究室にもあったハズなので、このblogを見ている後輩は先生に相談して
処分されたし。それかまだ湿式灰化に使ってるとか?
なぜ石綿が危険か?
日経ものづくりの荻原 博之さんのblogが面白い
人間には異物を唾液などと一緒に体外に排出するさまざまな防御機構が働きますが,ことアスベストに関してはこれが効かない。それは,アスベストが細くて小さいから。とりわけ,直径0.25μm以下,長さ8μm以下のアスベストには,強い発がん性が疑われていました。(略)つまり,アスベストが危険とされていた根拠は「細い」「溶けない」こと。アスベストの化学的組成が問題だったわけではないのです。
アスベストの物理的性状が原因だったとは!ビックリですね。
記事によるとナノテクもひょっとした危ないとのこと・・・
てことは光通信やら医療やらで注目されているカーボンナノチューブも
危ないかもしれない?
(炭素だから大丈夫かな?)
このアスベストの話を聞くと海亀話を思いだします。
海がめって海に浮かんでいるビニールをクラゲと思って食べてしまうらしいです。
あっ、食べちゃだめ! それはビニール袋だよ!
でも、亀には分からない。それをクラゲだと思って、食べちゃった。
BY紙芝居「ゴミはどこへ行く?」“Where the garbage go?”
人間様はアスベストを知らず知らず体に入れていた。
海がめはビニールと知らずに食べた。
この皮肉はなんというか・・・
人間って人間自身に対しても自然界に対しても
迷惑をかけているんですね。
関連記事////////
石綿含有物、低濃度で吹き付け継続 75年原則禁止後も (朝日新聞) - goo ニュース
壁や天井に施されていたアスベスト(石綿)の吹き付けが、75年に原則禁止とされた後も、規制対象外の低濃度での使用が続けられていたことが分かった。当時、石綿の含有が5%を超えた吹き付けは禁止されたが、それ以下の含有量まで規制されたのは、95年になってからだった。石綿は低濃度でも吸い込むとがんの一種「中皮腫(ちゅうひしゅ)」などの原因になる。約20年間、不十分な規制が続いていた格好だ。
石綿吹き付けは、日本では55年ごろから始まった。高度経済成長期の建設ラッシュで普及し、危険性が高い青石綿や茶石綿も用いられた。
石綿は、ロックウール(岩綿)やセメントに混ぜ、吸音や断熱・耐火などのため学校や公民館、ビルの鉄骨や天井などに施されたという。
厚生労働省などによると、75年に改正された特定化学物質等障害予防規則で、石綿含有量が5%を超える吹き付けが原則禁止になった。しかしその後も、石綿を使わず岩綿ばかりだとうまく付着しないことから、5%以下の濃度で含有させ、作業が続いていた。
人工の岩綿の質が向上したため、80年代後半になると石綿は使用されなくなった、といわれる。
「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司医師によると、石綿は少量でも肺がんや中皮腫を引き起こし、濃度が低くても安全ではないという。
厚労省化学物質対策課は「吹き付けは、ほかの石綿製品と比べて崩れやすく、いっそうの配慮が必要だったかもしれない」としている。
石綿っていうと実験器具のアレ(画像参照)を思い出します。
確か研究室にもあったハズなので、このblogを見ている後輩は先生に相談して
処分されたし。それかまだ湿式灰化に使ってるとか?
なぜ石綿が危険か?
日経ものづくりの荻原 博之さんのblogが面白い
人間には異物を唾液などと一緒に体外に排出するさまざまな防御機構が働きますが,ことアスベストに関してはこれが効かない。それは,アスベストが細くて小さいから。とりわけ,直径0.25μm以下,長さ8μm以下のアスベストには,強い発がん性が疑われていました。(略)つまり,アスベストが危険とされていた根拠は「細い」「溶けない」こと。アスベストの化学的組成が問題だったわけではないのです。
アスベストの物理的性状が原因だったとは!ビックリですね。
記事によるとナノテクもひょっとした危ないとのこと・・・
てことは光通信やら医療やらで注目されているカーボンナノチューブも
危ないかもしれない?
(炭素だから大丈夫かな?)
このアスベストの話を聞くと海亀話を思いだします。
海がめって海に浮かんでいるビニールをクラゲと思って食べてしまうらしいです。
あっ、食べちゃだめ! それはビニール袋だよ!
でも、亀には分からない。それをクラゲだと思って、食べちゃった。
BY紙芝居「ゴミはどこへ行く?」“Where the garbage go?”
人間様はアスベストを知らず知らず体に入れていた。
海がめはビニールと知らずに食べた。
この皮肉はなんというか・・・
人間って人間自身に対しても自然界に対しても
迷惑をかけているんですね。
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石綿含有物、低濃度で吹き付け継続 75年原則禁止後も (朝日新聞) - goo ニュース
壁や天井に施されていたアスベスト(石綿)の吹き付けが、75年に原則禁止とされた後も、規制対象外の低濃度での使用が続けられていたことが分かった。当時、石綿の含有が5%を超えた吹き付けは禁止されたが、それ以下の含有量まで規制されたのは、95年になってからだった。石綿は低濃度でも吸い込むとがんの一種「中皮腫(ちゅうひしゅ)」などの原因になる。約20年間、不十分な規制が続いていた格好だ。
石綿吹き付けは、日本では55年ごろから始まった。高度経済成長期の建設ラッシュで普及し、危険性が高い青石綿や茶石綿も用いられた。
石綿は、ロックウール(岩綿)やセメントに混ぜ、吸音や断熱・耐火などのため学校や公民館、ビルの鉄骨や天井などに施されたという。
厚生労働省などによると、75年に改正された特定化学物質等障害予防規則で、石綿含有量が5%を超える吹き付けが原則禁止になった。しかしその後も、石綿を使わず岩綿ばかりだとうまく付着しないことから、5%以下の濃度で含有させ、作業が続いていた。
人工の岩綿の質が向上したため、80年代後半になると石綿は使用されなくなった、といわれる。
「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司医師によると、石綿は少量でも肺がんや中皮腫を引き起こし、濃度が低くても安全ではないという。
厚労省化学物質対策課は「吹き付けは、ほかの石綿製品と比べて崩れやすく、いっそうの配慮が必要だったかもしれない」としている。
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