ドラマ・アンサングシンデレラ感想 第十話

2020年09月18日 23時24分55秒 | シリーズもの
病棟の看護師さんもコレを見ているらしい・・・
「こんなこと、実際にはありえませんよね」
→ええ、ありえません(笑)

・瀬野(田中圭)「薬のことは全部お前(石原さとみ)任せる」
調剤も含めて全部?いやいや重いわ!
ここはチーム医療的なことを言って欲しかったかも。
というか万が一の時にトラウマ植え付けて良いのかな?

・ミトタンと治験薬FP258
ミトタン・・・うちにはないけど実際に上市されている薬なんだ!

適応は副腎がんだそうです。

治験薬FP258は流石に検索でひっかかりませんでした。
治験コードとかはネットに載っているので調べることができます。
それこそ後述の治験審査委員会の議事録の公開ですな

・七尾 (池田鉄洋)
「このままでは瀬野副部長はあと数か月かも知れませんね」
「海外にはまだ薬があります(略)僕の力を使えば、強引に通すことはできます)」
「葵さんが責任を持つんです」
→前半では悪役全快でしたね。というかデリカシーないよな仮にも同僚だぜ。
 ちなみに治験とかはメーカーが依頼してくるものだったり
 仮に治験させてってメーカーにアピールしたとしても、患者を集めたりできるのは
 医者なワケで薬剤師がどうこういう世界じゃないとハズなんだが・・・

そして後半の七尾
 こんなに熱い男とは(笑) 患者さんの未来のために!
 何だかんだと皆いいやつでしたね

・ERのシーン
今、思ったんですがここのERは患者さんも普通にこれるオープンなんですね。
瀬野のように暇を持て余した患者がわんさか来てしまうぞ(笑)
あとERに常駐する薬剤師のことはわかりませんが、常用薬は医者が確認します。
うちでは後から持参薬を持ってきて、鑑別する感じ。
やっているところはやっているのかな?
あと病棟のシーンだけどカーテン開けっ放しってね。隣がまるわかりやん。
個人情報、プライバシー、今なら感染制御はどうよ?

・薬代を心配する患者
一般的な買い物は客が買いたいものを決めるけど
医療に関しては医者が薬を決めるって、まあ良く考えたら変な話ですよね。
そんな感じで高い薬を医者が決めて、お金を払えませんってケースは結構あります。

病棟にいるときは1本5万円の薬を使う可能性もあるので、私は一応説明してます。
ともあれ薬が増えるのは医者のせいではなく、自業自得の面も多少なりともあるけどね。
あと処方変更の提案してるけど、病院だと病院採用の薬で調整するしかないけど
院外処方を想定しているのかな?それともここの病院は先発と後発の両方置いているのか??


・治験
1、治験責任医師の受諾
2、治験審査委員会での承認
3、患者の同意を取得

まあこれらは正しい・・・
けど「葵さんが責任を持つ」→んなわけあるかい!
刈谷(桜井ユキ)「治験実施計画書、症例報告書、安全に関する報告書、全部用意しなければならない」
→いや、メーカーが用意してくれます。

どうでもいいけど、治験薬に関して過度に期待しすぎ。
万能薬じゃないねんけどね

・治験審査委員会( Institutional Review Board)
私らはIRBって言ってました。
ある病院はメーカー側の人間にも参加させていたけど
ぶっちゃけ流れ作業やったけどね。全員意義なし~って感じ
病院勤めの人にとっては定期的にある会議の1つというとらえ方では?


主婦は非専門家?どういうツテで委員会に来てるんやろ(笑)
畑中先生「この病院にはスタッフが揃ってます!」→いや身内やろ(笑)

・つながる人物関係
葵が薬剤師になるキッケケになった薬剤師は瀬野佐緒里(田中美里)つまりお母さんだった!
そして瀬野のお母さんは七尾の治験に参加していた。
販田部長(真矢ミキ)は瀬野佐緒里の後輩だった。

ここにきて脚本がキラリとひかりましたね(笑)
過去の3話4話のクソストーリーが嘘みたい。
そして実習生として簑島小春(穂志もえか)が出てきたのも良いね。

・刈谷(桜井ユキ)「薬剤部はバラバラになった」
なんやかんやと次週最終回。
2年後の世界ってのは何となくワンピースみたいですね。
バラバラっていうけど、皆辞めずによくやってるよ(笑)

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