患者様

2007年05月02日 22時03分35秒 | + プラス
今日の夕刊によると
“患者様”から“患者さん”に言い直す病院が出てきたらしい。

私が行っている施設を振り返ってみると
「○×さま~」 の方が多いかな?

私の仕事の立場からすると先生に説明するときは
やはり“○×さま”の方がいいかな。
試験に参加してもらっているわけだし。
(カルテを見せながら○×様の件ですが・・・みたいな感じで話す)

しかしよくよく考えてみるといくら客商売とはいえ
やはり○×さまは言い過ぎかも知れない。
もっと言えば、お医者様よりもお医者さんの方がしっくりくる。

上下関係よりも対等でありたいという気持ちが無い訳ではないけど
“さま”だと違和感があるし“さん”の方が親しみがわくな・・・うん。
何となくだけど、病気とかって皆で協力して治すもんだという意識があるな。

だけど別の客商売だと、やはり“さん”よりも“様”で呼んで欲しい。
この不思議な感覚の違いはなんだろう?
結局、患者はお客様・消費者ではないということかな?

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「患者様」ちょっと違和感 「患者さん」に戻す病院も(朝日新聞) - goo ニュース
「患者様」という呼び方が病院ですっかり定着した。しかし、好きで病気になったわけでもないのに、違和感を感じる人もいる。もともと患者の立場を尊重した医療の実現などを意識して使われ始めた言葉だが、「日本語としておかしい」という指摘もあり、「患者さん」に戻す病院が出てきた。
 京都大学病院(京都市)では、昨年末から掲示物やホームページなどの「患者様」という表現を「患者さん」や「患者の皆さま」に改める作業を進めている。院内放送を録音し直し、看板はすべて取り換えた。
 呼称の変更は病院の幹部会議で決め、2000人余りの職員に文書やメールで周知した。「様」をつけていいのは「田中様」といった姓の後だけ。一山(いちやま)智・副院長は「院内で違和感があるという声は以前からあったが、患者自身からも『馬鹿にされている感じがする』という意見があった」と言う。
 さらに変更の理由の一つに、院内で医療スタッフへの暴力や暴言が多発していることを挙げる。「『患者様』と呼ぶことが直接の原因ではないが、一部の人に誤った意識を助長しているような気がする」と一山副院長は話す。
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