顔の見えない善意

2012年09月05日 23時09分25秒 | 意見・物申す
何度かこのブログで取り上げている8月中旬の宇治豪雨
ま、私としては宇治豪雨→ある地域が孤立→救援物資→腐ってて集団食中毒と言う構図なんですが、
単純な洪水だけでも当院では職員3人被災したそうです。床上浸水だったかな?

うちの病院で助け合い募金をしようということで1口千円で義捐金集めが始まりました。
職場の皆さんは3人が被災したから平均3口(三千円)の援助をしたのですが、
私は性格が最悪なので、1円たりとも援助しませんでした。

そもそも誰が被災したのかがわからないのがおかしい!
例えば○×部の○○さんが被災して家電が駄目になったと聞けば、
遠からずの縁を感じて、援助するかもしれない。

けど今回はプライバシーもあるのだろうけど、
どこの馬の骨とも知らん奴に、汗水流して稼いだ金を捧げるってのは如何なものなのか?
私は援助しなかったけど、名前と部署を公開するくらいは
援助を受ける側にとって最低限のマナーのように感じるのだけど…

こういった援助って寄付金をセコセコを集めるっていうよりは
病院としての対応が必要になってくると思うけどなぁ
(同じ部署の人が被災したら、様子はかわるけど)

実は前にも同じような経験があって、それは2011年の震災の募金集めの時
本部の偉いさんが、たまに宇治で朝の会議に出席するのだけど、
その際の一言がこれ
「宇治は募金額が少なすぎる!」

この発言を聞いた時、私は耳を疑いました。
そもそも募金っていうのは善意であるべきなのに、
それを強要するシステムは、悪でしかならない気がする。
結局、震災の時はいくらか絞り取られたのですが、
こういうのって働く意欲を失うよね。

そもそも宇治豪雨に関しては私も、広い意味での被災者。
なぜなら通勤の際に、早く行動し過ぎて、電車も振り替え輸送の手続きをしておらず、
全額、自腹で職場まで駆けつけたのだから。(小さい男ってか?)
頑張って通勤したことだけでも、評価してもらえると、
今回も多少、違った態度で臨めただろにね。
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