早稲田に行きました。訪問先の前に穴八幡神社があり立ち寄ってみました。
ここは、冬至の日にお札を受ける人で賑わうことで有名なお宮です。寛永13年(1636年)に松平左衛門尉直次という武士が射術の練習のためここに的山を築き、弓矢の守護神である八幡神の小さなほこらを営んだことにはじまります。のち、社僧良昌が草庵を建てようとして、ほら穴を発見。そこに金銅の阿弥陀如来像が建っていたといいます。当時、阿弥陀如来像は八幡神の本地仏とされて人々の崇敬を集めたことから『穴八幡』とよばれるようになりました。階段を上がっていくと布袋さんがでんと座っていました。これは、昭和20年の戦災によって社殿その他すべてを焼失しましたが、残されている区指定文化財の『布袋像水鉢』です。
拝殿も立派でした。高田馬場の流鏑馬は穴八幡の拝殿でお祓いをしてから戸山公園に向かうそうです。