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海賊に解放された船員たちがイスタンブールに帰ってきた

2012年01月13日 | 国際
1月13日 1年余、ソマリアの海賊に捕まっていた3人のトルコ人船員と15人のグルジア人船員たちが解放され、13日、イスタンブールのアタチュルク空港に到着しました。

Hurriyet
16か月ぶりに愛妻アイセルさんと再会したヤクプ・オズテュルクさん


18人の船員たちはギリシア船籍のオリブ号で、エジプトからインドへ向かっていた2010年9月8日、海賊に襲撃され捕まっていました。

その後、エルドアン首相とサーカシュヴィリ大統領は共同記者会見をしましたが、サーカシュヴィリ首相はトルコの船員たちにも「ファト・オズチェリクさん、ムスタファ・アルジュオールさん、オズギュル・ヤクプ・オズテュルクさん」と、ひとりひとりの名を呼び、トルコ語で「ホシュ・ギャルディニス(お帰りなさい)」と挨拶しました。

ほんとに長かったですね。船員さんたちも、ご家族も、ほっとされたことでしょう。それにしても、ソマリアの海賊、なんとかならないのでしょうか。


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「彼は去っていったわ」オルハン・パムクの元恋人アーティスト

2012年01月13日 | 
1月12日 ノーベル賞作家オルハン・パムク氏とインド出身の作家キラン・デサイさんとの愛が噂されていますが、パムク氏の恋人だったアルメニア系トルコ人アーティスト、カロリン・フィシェクチさんがHurriyet 紙のインタビューに応じました。

 Hurriyet

フィシェクチさんはパムク氏との関係が明るみに出てから、メディアの注目の的でした。
「オルハンはいまラテン・アメリカに行ってるけど、そのうち帰ってくるわ。私はオルハンを失うのを恐れてはいないの。所有することは捕まえておくことでしょ。私は彼を所有しようとはしない。私は彼を自由にさせたの」

彼女は性的なイメージを作品にする挑発的なアーティストと言われてきました。彼女はもちろん、世間の批判は承知です。パムクの恋人として注目され、挑発的なアーティストとして批判された抑圧的な環境が、自分をアナーキーにし、いまの自分をつくった、とフィシェクチさんは言いました。

「オルハンがサルマン・ラシュディと女性関係を競っているなんて噂は気にしなかったわ。パムクには、前のドイツ人の恋人、カタリナ・ダフト教授の生んだ私生児がいることもね」とフィシェクチさん。(あら~、サルマン・ラシュディって女性関係もハデなの?)

「私は成熟した男が好きなの。でも、成熟した男にはプレッシャーを感じる。だから、私は絵を描いて心を癒すの」
フィシェクチさんはパムクと会うまで彼の作品を読んでいなかったそうです。「彼と会ってから、彼の作品を読みはじめたの。いちばん好きなのは、やはり『わが名は紅』ね」

・・・パムク氏が訪日したのはだいぶ前だけど、そのときすでにインド系の恋人キラン・デサイさんといっしょでしたよ。講演とかには同行しなかったけど、私、出版社が神楽坂の居酒屋に設けた席で、お2人と同席しましたもの。キランさん、とてもステキな方でした。
このインタビュー、ちょっと遅すぎですね。 

   
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