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イスタンブールを含む北西部で大停電、何100万人に影響

2012年01月15日 | 国内
1月15日 昨日、5つの大都市を含むトルコ北西部で停電になり、イスタンブールでもメトロや市電がストップしました。
 Hurriyet
イスタンブールの市電も止まった


イスタンブールのグランド・バザールでは、大勢のツーリストが闇の中で出口を探して大騒ぎになったそうです。
停電は、人口1500万のイスタンブールのほか、イズミット、アダパザル、エディルネ、クルクラレリ、テキルダーにも影響を与えました。
メトロと市電が止まったら、タクシイが料金を2倍にしたと、市民は文句を言っています。

「停電は技術的なトラブルですから、すぐなおります」と、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル市長はウエブで発表しましたが、そんなにすぐにはなおらなかったようです。

この停電の原因はアジア側とヨーロッパ側を結んでいる電力転送ラインなど、3か処で故障が起こったためだとか。

1500万都市でメトロも市電も止まったら大騒ぎだったでしょうね。


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イスタンブールの歴史的シルエットを正すプラン

2012年01月15日 | 文化
1月14日 エルトゥルル・ギュナイ文化観光相は、イスタンブールの歴史的スカイラインをぶち壊しにしている建物を取り壊すよう、すでに訴訟を起こしていると語りました。

 Hurriyet
モスクの背後の高層建物が美しい眺めを台無しにしていますね


「イスタンブールの歴史的シルエットにダメージを与えている建物は、すべての市民の迷惑だ。市はシルエットを正す計画を立てるべきだと、首相も言っている。パーク・ホテルが最上階を取り壊したら、他の建物もそれに従うのではないか。今後は歴史的眺めを妨害する建物が建てられることはない」とギュナイ文化相は言っています。

ギュナイ文化相は、ドルマバフチェ宮殿の近くのベシクタシュ・サッカークラブ・スタジアムも問題にしています。
「宮殿からの地下道がスタジアムの下を通っているので、あの建物を取り壊して立てなおすのは大変なことだ」とギュナイ文化相。
オスマン時代、スタジアムがある場所には兵舎がありましたが、共和国誕生からまもない1939年に、兵舎を壊し、スタジアムを建てる許可が出されてしまったようです。
「ドルマバフチェ宮殿の裏庭にサッカー・スタジアムを建てたのがまちがいだった」と、文化相は言っています。
膨張する近代都市で歴史的美観を維持していくのは大変なことですね。
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