9月25日 「モスルのトルコ領事館は1000人のイスラム国の戦闘員に囲まれました。彼らは爆発物を満載した小型トラック3台で乗りつけました」と、人質だった1人が、49人が人質になった日のことを語りました。
Hurriyet
特務警官ヴェイセル・ジャンさんはイスラム国(ISIS)の戦闘員に人質にされ、9月20日、101日ぶりに、他の人質とともに解放されました。ジャンさんは故郷ガジアンテプの自宅でドーアンニュースの取材に応じました。
その日、館内にいた職員は、当時外相だったダヴトオール首相の命令に従って、抵抗せずに降伏しました。「戦闘員たちは私たちにメモを配って、われわれは“血の報復”をしようとしているのだと告げました。襲撃のとき、1人の戦闘員が殺されたのです」とジャンさんは語りました。
その日、館内にいた職員は、当時外相だったダヴトオール首相の命令に従って、抵抗せずに降伏しました。「戦闘員たちは私たちにメモを配って、われわれは“血の報復”をしようとしているのだと告げました。襲撃のとき、1人の戦闘員が殺されたのです」とジャンさんは語りました。
Hurriyet
ISISに乗っ取られるまえのモスルのトルコ領事館
「襲撃の日、彼らは領事館の扉の前に来て、1人のテュルクメンの戦闘員が、私たちに扉を開けろと言いました。私たちがそれはできないと言うと、彼らは、私の推測では500キロ以上の爆発物を満載した3台の小型トラックを領事館の前に停めました。私たちはおよそ1000人の戦闘員に囲まれていました。
彼らのほとんどは銃を持っていました。家々の屋根にはバズーカ砲を持った戦闘員たちがいました。総領事はダヴトオール首相と電話で話しました。私たちは首相の命令で、衝突を避け、降伏しました」
その後、人質たちはモスル市内で8回も移動させられ、空爆の危険にも曝されながら生きのびたのです。
・・・降伏はダヴトオール外相(当時)の指示だったのですね。赤ちゃんまでいたのですから、それが正しい選択だったと思います。
彼らのほとんどは銃を持っていました。家々の屋根にはバズーカ砲を持った戦闘員たちがいました。総領事はダヴトオール首相と電話で話しました。私たちは首相の命令で、衝突を避け、降伏しました」
その後、人質たちはモスル市内で8回も移動させられ、空爆の危険にも曝されながら生きのびたのです。
・・・降伏はダヴトオール外相(当時)の指示だったのですね。赤ちゃんまでいたのですから、それが正しい選択だったと思います。
荒れ果てた歴史的シルケジ駅が修復されることになった
イスタンブル・エミニョニュ地区にあるシルケジ鉄道駅は、年月で荒れ果て、危険な状態になってきたため、修復のための入札が行われようとしています。最近、建物の前面の時計塔から大きな石が落ちたため、建物前面ぜんたいがシートで被われました。
Hurriyet
シルケジ駅はオスマンのスルタン・アブデュルハミド2世によって建てられましたが、現在は使用されていません。この建物は歴史的建築物として美術的価値があるため、修復は規制に従って行われなければなりません。駅当局は、修復のための入札の予定はまだ準備中で、決まっていないと言っています。
この駅舎は1888年2月11日、ドイツの建築家アウグスト・ジャスムンドの設計で始まり、1890年に完成しました。トルコ国鉄(TCDD)は2011年、駅の修復を行うと発表しましたが、その後なにも行われていません。
駅舎の敷地はほぼ20,000平米あるので、駅構内にホテルを造る計画だそうです。修復が遅れているのは、このホテル計画のためのようです。
この駅舎は1888年2月11日、ドイツの建築家アウグスト・ジャスムンドの設計で始まり、1890年に完成しました。トルコ国鉄(TCDD)は2011年、駅の修復を行うと発表しましたが、その後なにも行われていません。
駅舎の敷地はほぼ20,000平米あるので、駅構内にホテルを造る計画だそうです。修復が遅れているのは、このホテル計画のためのようです。
シリア空爆後、アメリカはトルコ在住アメリカ市民に警戒を要請
アメリカ当局はトルコ在住アメリカ市民に、イスラム国(ISIS)戦闘員に警戒するよう警告を出しました。アンカラのアメリカ大使館は、シリアやイラクと国境を接する東部と東南部の諸県は、とくに攻撃を受ける危険があると言っています。
Hurriyet
「シリアのISISをターゲットにした軍事行動が始まって、アメリカ市民は、アンカラのアメリカ大使館のテロ攻撃を想いだしています」とアメリカ大使館は声明で言いました。「多国籍集団と地元集団双方からの、アメリカ市民に対するテロ攻撃の可能性は高まっています」
アメリカ軍と同盟国軍の航空機は、9月23日24日、ISISの拠点に激しい空爆を行いました。しかし、空爆によって、トルコ国境に近いクルド自治区でのISIS戦闘員たちの前進を止めることはできませんでした。
トルコはシリアと900キロに及ぶ国境を共有しています。トルコは彼らの報復を恐れ、アメリカ主導の軍事行動の最前線になることにはためらいがあります。
アメリカ軍と同盟国軍の航空機は、9月23日24日、ISISの拠点に激しい空爆を行いました。しかし、空爆によって、トルコ国境に近いクルド自治区でのISIS戦闘員たちの前進を止めることはできませんでした。
トルコはシリアと900キロに及ぶ国境を共有しています。トルコは彼らの報復を恐れ、アメリカ主導の軍事行動の最前線になることにはためらいがあります。
「ときどきダイアリー」ヘ