9月2日 1日、ガジアンテプの裁判所は、イスラム国(IS)の2人の容疑者と、組織につながると思われる女1人を逮捕しました。

警察は、ガジアンテプの中心シェヒトカミル地区のインジリカヤのアパートの手入れを行い、ISの容疑者タリハ・ギュネシュとアブドゥルムタリプ・デミルを、デミルの妻ガムゼ・デミルとともに拘束しました。ガムゼ・デミルは、5月、ガジアンテプで逮捕を拒否して自爆したユヌス・ドゥルマズの姉妹です。
ギュネシュはISの“化学者・爆弾製造人”として知られ、30万リラの懸賞金付きで指名手配されていました。彼はデミルと連携していたと思われます。デミルには懸賞金60万リラがかけられていました。警察は8月11日、デミル夫婦の住居を突き止め、2人を尾行していました。ギュネシュが最近、デミル夫婦とともにテロ攻撃実行の準備を始めたため、警察は手入れを行いました。
警察は彼らのアパート内部を捜索し、TNT(爆薬トリニトロトルエン)20キロ、爆発物をセットした自爆用ベスト1着、セット前の自爆用ベスト7着、手榴弾3個、手づくり爆発物、グロック社製のピストル1丁、薬莢385個、爆発物製造のための資材、爆発キャップ5個、自爆用爆弾システムを作動させる装置、多種のデジタル資材を発見しました。
ギュネシュは、5月1日、ガジアンテプ警察署を自爆テロで襲撃し、警官3人を殺害したIS戦闘員イスマイル・ギュネシュの従兄弟と言われます。ガムゼ・デミルは、スルチ、アンカラ駅、イスタンブル・タクシム、ガジアンテプの警察署のテロ攻撃の背後の企画者とされるユヌス・ドゥルマズの姉妹です。
ギュネシュはISの“化学者・爆弾製造人”として知られ、30万リラの懸賞金付きで指名手配されていました。彼はデミルと連携していたと思われます。デミルには懸賞金60万リラがかけられていました。警察は8月11日、デミル夫婦の住居を突き止め、2人を尾行していました。ギュネシュが最近、デミル夫婦とともにテロ攻撃実行の準備を始めたため、警察は手入れを行いました。
警察は彼らのアパート内部を捜索し、TNT(爆薬トリニトロトルエン)20キロ、爆発物をセットした自爆用ベスト1着、セット前の自爆用ベスト7着、手榴弾3個、手づくり爆発物、グロック社製のピストル1丁、薬莢385個、爆発物製造のための資材、爆発キャップ5個、自爆用爆弾システムを作動させる装置、多種のデジタル資材を発見しました。
ギュネシュは、5月1日、ガジアンテプ警察署を自爆テロで襲撃し、警官3人を殺害したIS戦闘員イスマイル・ギュネシュの従兄弟と言われます。ガムゼ・デミルは、スルチ、アンカラ駅、イスタンブル・タクシム、ガジアンテプの警察署のテロ攻撃の背後の企画者とされるユヌス・ドゥルマズの姉妹です。
「トルコは北シリアの“テロの通路”を決して許さない」エルドアン大統領
トルコ政府は、クルドが北シリアに“テロの通路”をつくることを決して許さないと、エルドアン大統領は明言し、シリア・クルドのPYD(民主連合党)がユーフラテスの東に引き上げたというアメリカの声明は事実ではないと言いました。

「わが国の南の国境沿いにテロの通路をつくることに、わが国が合意することは絶対にない」と大統領は、9月1日、中国に出発する前の記者会見で言いました。「国際社会は“イスラム国(IS)か、YPG(人民防衛隊)すなわちPYDか、どちらかを選ばなければならないわけではない」
「テロリスト組織は、方法、目標、人間の生命に対する考えなど、みな同じだ」とエルドアン大統領言いました。「“イスラム国の敵は、われわれの友人だ”というロジックで行動すれば、他のテロリスト組織を応援することになる。こんなロジックは理解できない。トルコ軍はこの地域の市民の安全を維持するために、責任を持って行動している」と大統領は言い、国際連合軍と協力して「ユーフラテスの盾」作戦はつづけると明言しました。
「ユーフラテスの盾作戦は、ISを初めとするテロ組織を、ジャラブルスとその周辺から一掃し、この地域の平和と安全を築くことを目的としている」と大統領は言いました。「YPGはユーフラテスの東に撤退したとアメリカは発表したが、トルコの情報源によれば、YPGはまだユーフラテスの東に引き上げていない」
アメリカ政府はISと戦っているグループを支援してきましたが、トルコ政府は、そのグループを非合法組織クルド労働者党(PKK)の分派と見ています。
・・・敵の敵は味方とは限らないんですから。
「テロリスト組織は、方法、目標、人間の生命に対する考えなど、みな同じだ」とエルドアン大統領言いました。「“イスラム国の敵は、われわれの友人だ”というロジックで行動すれば、他のテロリスト組織を応援することになる。こんなロジックは理解できない。トルコ軍はこの地域の市民の安全を維持するために、責任を持って行動している」と大統領は言い、国際連合軍と協力して「ユーフラテスの盾」作戦はつづけると明言しました。
「ユーフラテスの盾作戦は、ISを初めとするテロ組織を、ジャラブルスとその周辺から一掃し、この地域の平和と安全を築くことを目的としている」と大統領は言いました。「YPGはユーフラテスの東に撤退したとアメリカは発表したが、トルコの情報源によれば、YPGはまだユーフラテスの東に引き上げていない」
アメリカ政府はISと戦っているグループを支援してきましたが、トルコ政府は、そのグループを非合法組織クルド労働者党(PKK)の分派と見ています。
・・・敵の敵は味方とは限らないんですから。
