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アンカラの米大使館を銃撃した容疑者2人が捕まった

2018年08月22日 | 国内
8月23日 20日朝、アンカラのアメリカ大使館に、車から数回発砲した容疑者2人が拘束されました。トルコ政府はこの襲撃を“明らかな挑発”として批難しました。

 Hurriyet
トルコ警察は防犯カメラの映像から2人の容疑者を特定しました。


アンカラの知事室は容疑者2人はアフメト・チェリクテンとオスマン・ギュンダシュだと発表しました。襲撃に使われた9ミリの短銃と車も押収されました。チェリクテンとギュンダシュは攻撃に関与したことを認めたと、知事室は言っています。

1979年生まれのチェリクテンは、脱獄で手配されていて、傷害の犯罪歴もありました。1980年生まれのギュンダシュも、傷害、ドラグ、窃盗などの犯罪歴がありました。容疑者らと襲撃事件の調査はつづいていると、当局は声明で言いました。

駐トルコ・アメリカ大使館は、トルコ警察と政府の容疑者を捕らえた努力に謝意を述べました。「トルコ警察と政府が迅速で、プロフェッショナルな行動で、大使館を襲撃したと思われる2人を捕らえたことに感謝します。われわれは政府と警察の支援と防備に感謝します」と、アメリカ大使館はツイッターで言いました。

襲撃は午前5時半頃行われ、白い車からアメリカ大使館の正門に6発の銃弾が撃ち込まれました。3発の銃弾が守衛所の金属製の扉とガラス・パネルにあたったと、知事室の声明は言っています。


検察がブランソンに自宅監禁のままランニングマシンの使用を許可

検察がアメリカ人牧師アンドリュウ・ブランソンの要請に応じて、自宅監禁のまま、ランニングマシンを使用することを許可しました。

 Hurriyet

トルコの職員がイズミルのブランソンの家に来て、彼が健康のために要請したランニングマシンを設置しました。また、イスラムの祝日「犠牲祭」の間、トルコの治安部隊がブランソンの家のある通りを集中的に警備しました。対テロ特別部隊と、ドルフィンと呼ばれるバイク警察が、通りの両端に常駐して警備し、怪しい人や車をチェックしました。

いま、トルコとアメリカはブランソンの拘束をめぐって、先例のない危機的状況にあります。20年以上トルコに住んでいるブランソンは、フェトフラー・ギュレンの支持者たちに助力したとして告発されました。トルコ政府はギュレンを2016年の未遂クーデターの首謀者と見ています。

アメリカ政府はトルコに制裁を科し、牧師をすぐに釈放しなければ、さらなる制裁を科すと言っています。


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