8月29日 ドイツのハイコ・マース外相が、8月27日、アメリカのトランプ大統領が、トルコや中国、ロシアのような貿易パートナーに制裁を科すことを批判しました。
Hurriyet
マース外相は、ベルリンで行なわれた恒例の大使会議でスピーチし、このような一方的な制裁からヨーロッパの企業を守るための対策を講じると誓いました。「アメリカの制裁はわれわれヨーロッパ人にも対応を考えさせるものだ。アメリカはロシア、中国、トルコに対し、不意に、一方的に、不明瞭な制裁を科し、おそらく将来は、重要な貿易パートナーであるわれわれにも科してくるかもしれない。アメリカの制裁は他人事ではない」
マース外相は、EUメンバー国は、世界の金融を支配しようとするアメリカに対し、共同で対策を講じるべきだと主張し、アメリカが支配するSWIFT(国際銀行間金融通信協会)の支払制度に対し、ヨーロッパの代案を提案しました。
「われわれは貿易、経済、金融政策の分野で、ヨーロッパの自主性と独立性をさらに強化しなければならない」と外相は言いました。
マース外相は、EUメンバー国は、世界の金融を支配しようとするアメリカに対し、共同で対策を講じるべきだと主張し、アメリカが支配するSWIFT(国際銀行間金融通信協会)の支払制度に対し、ヨーロッパの代案を提案しました。
「われわれは貿易、経済、金融政策の分野で、ヨーロッパの自主性と独立性をさらに強化しなければならない」と外相は言いました。
トルコ大統領と英国首相が相互の結束と中東問題を話し合った
トルコのエルドアン大統領と英国のテレサ・メイ首相が、8月27日、電話で、両国の関係や中東問題について話し合いました。
Hurriyet
エルドアン大統領とメイ首相はまた、経済、貿易、投資についても話し合ったと、アナドル通信は報じています。両首脳は、トルコのベラト・アルバイラク財務相と英国の財務相の会談を行なうことで合意しました。両首相はまた、シリア、とくにイドリブの最近の状況についても話し合いました。
中央銀行の独立性に関する投資家の懸念によって、トルコの通貨は今年30%以上暴落し、大統領は6月24日の選挙後、金融政策を引きしめています。
また、シリア問題に関しては、危機を解決するための国際的努力が新しい段階に入り、国連と関係諸国の話し合いが始まると思われます。トルコ、イラン、ロシアの3国はアスタナ・プロセスの一環として、3者会談を行うでしょう。
・・・アスタナ・プロセスとは、1月にカザフスタンの首都アスタナで、ロシア、イラン(シリア政府の仲介役)とトルコ(反政府勢力の仲介役)が行なったシリアの停戦協議です。
中央銀行の独立性に関する投資家の懸念によって、トルコの通貨は今年30%以上暴落し、大統領は6月24日の選挙後、金融政策を引きしめています。
また、シリア問題に関しては、危機を解決するための国際的努力が新しい段階に入り、国連と関係諸国の話し合いが始まると思われます。トルコ、イラン、ロシアの3国はアスタナ・プロセスの一環として、3者会談を行うでしょう。
・・・アスタナ・プロセスとは、1月にカザフスタンの首都アスタナで、ロシア、イラン(シリア政府の仲介役)とトルコ(反政府勢力の仲介役)が行なったシリアの停戦協議です。
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