「地方行政が野菜から洗剤まで安く売る」エルドアン大統領

２月１４日　地方行政機関が野菜やフルーツを安価で売りはじめたのにつづいて、スーパーで売っている洗剤その他多くの品物を直接、安価で売ると、エルドアン大統領が約束しました。

　Hurriyet

「連中は玉ネギやジャガイモ、ナス、キュウリで、われわれを攻撃しようとしている。われわれはこれを鎮圧する対策をとった。われわれの対策で価格はいま、半分に下がった」と大統領は、黒海地方のカスタモヌーでの公正発展党（ＡＫＰ）の選挙運動中に言いました。

「物価はもっと下がるだろう。われわれは洗剤を初め、スーパーで売っている他の品物も売る」と大統領は言いました。「ある集団が、野菜やフルーツの価格を過度に上げることによって、食品業界をテロ支配しようとしている」

バレンタイン・デーに毎年、４億７５００万ドルの花が売れている

２５億トルコリラ（およそ４億７５００万ドル）が、毎年、バレンタイン・デーに費やされていると、２月１１日、トルコ花店組合のイスマイル・バシャラン会長が言いました。

　Hurriyet

「１か月間に生産される量の花が、２月１４日の１日で売れてしまいます」と、バシャラン会長はアナドル通信に語り、花は心に届く、いちばんのギフトだと力説しました。一般にはバラが最も好まれますが、２月１４日にランやユリやデージーを買う人もいるそうです。

２０１９年の花の価格は、去年に比べて２０％上がり、現在、１輪のバラが１０リラ（約１.９ドル）で売られ、花束は２０リラ（３．８ドル）から１００リラ（約１９ドル）になっています。

バレンタイン・デーには、カードや花やチョコレートが贈られますが、そのルーツは、３世紀、ローマのキリスト教の司祭バレンティヌス（バレンタイン）が、結婚を許されなかった若い兵士たちを密かに結婚させてやったことに由来すると言われています。キリスト教の普及に努めたバレンタインは、ＡＤ２７０年代、ローマ皇帝クラウディウス２世の迫害を受け、処刑されました。いまは、トルコを含む世界中の若い人々が、この日をプロポーズの日にしています。

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