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「トルコ・ギリシャ間の問題は対話で解決できる」エ大統領

2019年02月06日 | 国際
2月6日 ギリシャ=トルコ間のすべての問題は“公正を基盤に、平和な方法で解決できる”と、2月5日、トルコのエルドアン大統領が言いました。

 Hurriyet

わが国は、ギリシャがFETOやPKKやDHKP-Cなどのテロリストが逃げ込む避難所にならないことを期待している」と、エルドアン大統領は、アンカラで行われた、ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相との共同記者会見で言いました。

FETOとそのリーダー、フェトフラー・ギュレンは、2016年7月15日の未遂クーデターの首謀者と考えられています。未遂クーデターによって、251人がなくなり、2200人が負傷しました。エルドアン大統領はまた、トルコはギリシャに、クーデターの共謀者たちの引き渡しを期待しているとくり返しました。

トルコ当局によると、未遂クーデター後、ギリシャはドイツとともに、FETOのメンバーたちが亡命を求める国のトップになっています。エルドアン大統領は、「この会談は、両国間の問題と、国際問題・中東問題を話し合うチャンスになった」と言いました。

「トルコとしては、あらゆる分野で隣国ギリシャとの問題の改善を願っている。しかし、両国の貿易と経済関係は望ましいレベルに達していない」と、エルドアン大統領は付言しました。「両国間の貿易量は、今日、35億のレベルだが、これはトルコ=ギリシャ間の望ましいレベルではない」

エルドアン大統領は、イズミル=テッサロニキ間の乗客用・貨物用のフェリーの就航や、ギリシャのキポイとトルコのウスパルタ間の橋の建設など、両国間のプロジェクトについて、ツィプラス首相と話し合ったと言いました。「どんな問題も対話で解決できる」と大統領は言っています。


トルコ南部で、またも竜巻が

南部アンタリヤ県では、2月6日、専門家が竜巻の危険性を警告したため、一部の学校では休校になりました。

 Hurriyet

ケメル、クムルジャ、フィニケ、デムレ、カシュ地区に、7日まで嵐がつづく警告が出されたため、アンタリヤ知事室は、幼稚園から高校までの休校を発表しました。時速100キロに及ぶ強風が起こるかもしれないから、市民は建物内でも交通機関でも注意を怠らないようにという警告が出されました。

大きな被害になるかもしれない激しい雷雨と竜巻が起こる確率20%とか。2週間前にも、アンタリヤでは嵐と竜巻で2人が死亡し、1人が行方不明になっています。

・・・トルコでは、これまでは竜巻の被害、あまりなかったのですが・・・。


トルコとアメリカの作業部会がワシントンで会談

トルコとアメリカの共同作業部会が、2月5日、ワシントンDCで、最終的会談を行ないました。トルコのセダト・オナル副外相とアメリカのデイヴィド・ヘイル政治担当国務次官が議長を務めました。

 Hurriyet
会談のためワシントンDCを訪れたトルコのオナル副外相(右)


外交ソースによると、会談は国務省で行なわれました。会談では、トルコとアメリカの相互関係と中東問題が論じられました。

トルコ外務省は声明で、両国はアメリカ=トルコ関係の戦略的重要性を再確認し、同盟国として、共有する問題を処理することを約束したと発表しました。


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