トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トロイ博物館が「欧州博物館賞」の候補に

2019年12月07日 | 文化
12月8日 古代都市トロイの博物館が「今年の欧州博物館賞」の候補になったと、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相が、12月6日、言いました。

 Hurriyet

トルコ西部チャナッカレ県に2018年オープンした「トロイ博物館」が、欧州協議会の支持を得て、「欧州博物館フォーラム」が主催する同賞の候補になったと、文化観光相が言いました。

Hurriyet

「もっとも重要な世界の考古学博物館のひとつであるトロイ博物館が、2020年の「今年の欧州博物館賞」の候補になったと、エルソイ文化相はツイッターに書き、博物館の写真をシェアしました。「多くの博物館の中でこの博物館がノミネートされ、この博物館に貢献したすべての方々にお祝いを言いたい」と文化相は付言し、エルドアン大統領にも謝意を述べました。

1997年、アンカラの「アナトリア文明博物館」が「今年の欧州博物館賞」を受賞しました。トロイ博物館はトロイ遺跡の隣りにあります。4000年の歴史を持つトロイ遺跡は、世界の最も有名な古代遺跡のひとつです。

トロイは、古代ギリシャの詩人ホメロスが、トロイ戦争の最後の物語を書いた叙事詩「イリアド」のよって、不滅の都となりました。


EU代表団がトルコを訪問、移民問題の協力を約束した

12月6日、アンカラを訪れた欧州委員会代表団の声明によると、EUはトルコとの契約と協力を継続すると約束しました。

 Hurriyet

欧州委員会の2人の幹部が、移民問題に関する協力を中心議題として、アンカラを訪れました。12月1日に、欧州委員会の新委員長が就任してから初の訪問です。「この訪問は、EUが、加盟候補国であり、重要な戦略パートナーであり、隣国であるトルコとの契約と協力の継続を約束することを具体的に示す機会となった」と、代表団は声明で言っています。

「EU指導者の新しい任期の始まりは、約束を更新する機会であり、新しい委員会が就任した最初の週に行われた訪問は、その証左である」と声明は付言しています。

欧州委員会のマルガリティス・シナス副委員長とEU内務総局のイルヴァ・ヨハンソン局長は、エルドアン大統領やトルコ高官らと会談しました。シナス副委員長とヨハンソン局長は、12月1日、ウルズラ・フォン・デア・ライエン新委員長の下に就任しました。

2人はまた、トルコのフアト・オクタイ副大統領、スレイマン・ソイル内相、レヴェント・ギョク国会副議長、ファルク・カイマクチュ副外相兼EU大使とも会いました。会談は在トルコ・シリア難民についても話し合われ、シナス副委員長とヨハンソン局長は、支援は約束されていると力説しました。

会談後、2人はトルコ国会を訪れ、2016年7月の未遂クーデターの犠牲者に花輪を捧げました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする