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48000人が外出禁止令に違反した

2020年05月28日 | 国内
5月28日 トルコ人の多くは外出禁止令に従ったが、約48000人がルールに違反したと、内務省が言いました。

Hurriyet

政府はコロナウイルスの拡大を防ぐために、5月23日からのエイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)中、全国的な外出禁止令を出しました。前週末の外出禁止令は、主要な都市だけでしたが、エイド・アルフィトル中の4日間の外出禁止は全国的でした。

声明によると、5月22日の深夜から24日の午後8時までの間に、47831人の人が外出禁止令に違反し、司法または行政上の手続きを取らされました。トルコの最初の外出禁止令は4月11日と12日に出され、その後の週末も実施されてきました。

内務省は人々にコロナとの戦いに協力するために、ソシアルディスタンスと衛生上のルールを守るよう勧告しています。内務省は街頭や市場、人ごみに出る時はマスクを着用するよう呼び掛けています。


「高齢者と若年層の規制緩和は“もうちょっと待って”」保健相

65歳以上の高齢者と20歳以下の若年層は規制緩和をもう少し待たなければならないと、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

「若い皆さん、夜間禁止は今夜終わりました。でも。残念ながら、この解除には、15歳から20歳の若者と、14歳以下の子供、65歳以上の高齢者は含まれません。もう少し我慢してください」と保健相は26日、ツイッターで言いました。

4日間の外出禁止令は全国で解除されたと保健相は言いました。「私たちは長い間できなかった生活を取り戻したいと思っています。しかし、コロナが世界中にひろがる前の日々に返ることはまだできません。油断大敵です。私たちはまだ家での生活を楽しみつづけなければなりません」

「私たちが達成した成功は8300万人の人々が規則を守った結果です。私たちの新しい生活スタイルは、管理された社会生活のひとつです」と保健相は言いました。


空港の新しいルールが発表された

トルコは正常化プログラムに従ってコロナ対策の一部を緩和しはじめましたが、民間航空局が空港で実施される一連のルールを発表しました。

 Hurriyet

新しいルールでは、空港はコロナに対するあらゆる必要な対策を取ります。その公式声明によると、空港に入ることを許されるのは乗客とその連れだけで、他の人々は乗客の送り迎えのために空港に入ることはできません。乗客はマスクの着用が求められます。

新しいルールではまた、ラップトップ・コンピュータ(ノートパソコン)、ハンドバッグ、赤ちゃんに必要な物以外は、キャビンに持ち込めません。熱があったり、咳をしていたり、呼吸器に問題のある乗客は、保健部に通告されます。フード・コートでは、紙のメニューはデジタル・メニューに変えられ、必要ならば、使い捨てのナイフ・フォークやグラス、その他も提供されます。

ターミナルの安全チェックポイントとチェックイン・エリアでは、ソシアル・ディスタンスが厳しく監視されます。中央換気システムが新鮮な空気を空港内に循環させ、子供の遊技場、喫煙室、礼拝室は制限されます。空港の運営者がこれらのルールを守らなかった場合は、行政措置が取られます。乗客はオンラインでのチェックインと、接触しない支払い方法を利用することを勧められます。

トルコは約2か月前から、すべてのフライトを欠航しています。トルコ航空は国内線を6月4日、国際線を6月10日から再開する計画です。


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