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古代都市エフェススがふたたび海とつながる

2022年08月28日 | 観光
8月29日 イズミル県セルチュク地区の古代都市エフェススを、2500年を経て、ふたたび海とつなげる「エフェスス古代運河プロジェクト」の第1段階が終りました。

 Hurriyet

長さ600メートルの運河と、幅100メートル、長さ250メートル、短期宿泊もできるマリーナなど、第1段階の建設は、杭打ち作業の60%を終えました。プロジェクトの第1段階では、古代運河の入口が再整備され、歴史的な雰囲気を持ったマリーナが造られます。

エフェススの古代都市と港は、何千年間も東西の文化が交流した「王の道」の出発点にありました。しかし、2500年の間に、川の流れが運んだ砂礫によって、古代都市は海から9キロ離れた場所に移動し、現在の形になりました。

プロジェクトの職員ビロル・チュナルさんによると、「エフェスス古代運河プロジェクト」の第1段階は、海岸からクシャダス=イズミルのハイウエイ沿いに行われます。歴史的な感じを出すためにマリーナの壁とその周辺を大理石で蔽う工程は、まだつづいています。第2段階では、イズミル=クシャダス・ハイウエイからエフェスス港までのエリアが整備され、歴史的な感じに再構築されます」ということです。

このプロジェクトによって、2500年前のように、人々はふたたび船でエフェススを訪れることができるようになります。目標は、毎年、エフェススを訪れるツーリストが増え、エフェススがトルコの重要な目的地になることです。プロジェクトは2022年末までに終わります。


ウクライナの穀物輸出は100万トンを超えた

ウクライナから世界市場への食糧輸出の総計は、黒海に穀物回廊が設けられて以来、100万トンを超えたと、トルコ国防省が発表し、週末にはウクライナの港から9隻の船が出航したと付言しました。

 Hurriyet

国防省の声明文によれば、「ウクライナから輸出された穀物の総量は、週末までには1,043,286トンに達する。イスタンブル・ベースの合同調整センターによって管理・調整されているこの事業は、計画通り、問題なく運営されている」ということです。

ロシアとウクライナは、世界の食糧危機を回避するために、7月22日、ウクライナからの食物輸出を再開する覚書に署名しました。この活動は8月1日から始まり、ウクライナとロシアの職員が、トルコと国連の職員とともに従事しています。

「ウクライナの港からの穀物輸出は、計画通りつづいている。この事業に関わった船の数は、8月3日までに、103隻になった」と、国防省は言っています。

ロシアとウクライナが署名した協定は120日間有効であり、両国が反対しなければ、延長も可能です。ウクライナは今年末までに、2500万トンの穀物を世界に輸出する計画です。ロシアも、国連による保障の下に、食料と肥料を世界に輸出することを望んでいますが、船積み、銀行、保険会社などに関する問題のために、ロシアの輸出はまだ始まっていません。


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