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トルコで休暇を過ごすロシア人が薬を買って帰る

2022年08月29日 | 国際
8月30日 トルコでヴァケーションを過ごすロシア人ツーリストたちが、自国より安い鎮痛剤や抗うつ剤などの薬を買って帰るという、おかしなトレンドがめだってきました。

 Hurriyet

休暇でトルコに来るロシア人たちは、ホテルにチェックインすると、周辺の薬局を捜し始めます。そのため、地中海岸やエーゲ海岸の5星ホテルの近くに、ロシア人めあての薬局がオープンしています。アンタリヤ県やムーラ県のリゾートタウンの薬局の経営者は、ロシアの薬に対応するトルコの薬を知っている薬剤師を求めています。

ロシアでは、ウクライナ侵攻後の西洋の制裁が製薬業界に厳しい打撃となったため、薬の需要が増しています。いま、トルコを訪れるロシア市民のほとんどは、鎮痛剤や、抗うつ剤、糖尿病の薬を買って帰ります。ほとんどの薬は、ロシアではずっと高く売られているのです。

休暇を安く過ごしたいロシア人ツーリストの中には、ソシアルメディアで「これからトルコに行きます」と言って、薬が欲しい人とコンタクトを取って注文を受け、旅行費用を安くあげる、ちゃっかりさんもいるそうです。

西洋の制裁のために、ロシアでは必要な薬も手に入らなかったり、手に入っても非常に高額なため、ロシアの税関職員は、トルコ帰りのツーリストのスーツケースの中の薬は無視してくれると、ロシアのメディアは報じています。


アゼルバイジャンのラチン市奪還にエルドアン大統領が祝辞

エルドアン大統領がアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領に、アゼルバイジャンがラチン市を奪還したことに電話で祝辞を述べました。

 Hurriyet

大統領府報道局の声明によると、エルドアン大統領は、週末、アリエフ大統領に電話し、両国の関係と最近の地域の状況について話し合いました。エルドアン大統領は声明を出し、アゼルバイジャンが昨日(8月26日)、ラチン市とザブクフ村とスス村を奪還したことに、喜びと祝いのことばを述べました。

エルドアン大統領は、南コーカサスの安定と平和を目標とする、アリエフ大統領の持続的な決断を賞賛しました。エルドアン大統領は、トルコ=アルメニアとアゼルバイジャン=アルメニアのプロセスが、このような形で前進することを望むと言い、トルコはどんな状況においても、 兄弟であるアゼルバイジャンの側に立つと強調しました。

アゼルバイジャン軍はラチン市に侵攻し、休戦協定によって配備されていたロシア軍と入れ替わりました。2020年、カラバフでの6週間に及ぶ戦争の後、アゼルバイジャンとアルメニアはロシアの仲介で休戦協定に署名しました。


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