トルコのトピックス

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94%の家族がインターネットにアクセスしている

2022年08月27日 | 国内
8月28日 「2022年、94%の家族がインターネットにアクセスしている。昨年は92%だった」とトルコ統計局(TUIK)が、8月26日、発表しました。

Hurriyet

2012年にはネットにアクセスしている家族は47%でしたが、2017年には80.7%になっています。ネット使用率は、イスタンブル在住の家族が最も高率で、98.7%、次がアンカラ県、コンヤ県、カラマン県で98.3%です。エーゲ海地方では、94.4%の家族がネットにアクセスしています。

統計局の「情報・通信技術使用調査」によると、16歳から74歳の個人のインターネット使用率も上昇し、昨年の82.6%から、今年は85%に増加しています。男女別に見ると、男性は89.1%、女性は80.9%の人がネットを使用しています。この調査によると、この3か月、人口の82.7%が定期的にネットを使用し、69%以上が1日に数回はネットを使用すると言っています。

調査によると、1日に1回、すなわちほとんど毎日、ネットを使用している人は11%です。週に1回以下しか使わないという人は、たったの0.7%でした。

この1年間で、個人使用のために、ネット関係のグッズを買うか、サービスを受けた人の比率は、昨年の44.3%から、2022年には46.2%に増加したと、統計局は言っています。


イズミルで1週間で440人の不法移民が捕まった

イズミル県の憲兵隊が、8月15日から24日の間に、446人の不法移民を捕まえたと、イフラスニュースが報じました。人間密輸に関与した容疑者3人も拘束された」と同ニュースは言っています。

 Hurriyet

不法移民たちは、イズミル県のチェシュメ、カラブルン、ディキリ、セルチュク、ケマルパシャ、メネメン、フォチャ、ウルラ、ティレの各地区で行われた17回の作戦で捕まりました。トラック3台、小舟1隻も押収されました。

エーゲ海岸のムーラ県では、沿岸警備隊がダッチャ沖で、小舟に乗って漂っていた75人の移民を救助しました。「トルコ人の人間密輸人2人も拘束された」とデミルオレン・ニュースは報じています。

また、北西部クルクラーレリ県では、8月26日、川で溺死したアフガン人の遺体が見つかったと、デミルオレン・ニュースが報じています。同ニュースによると、警察に捕まった3人のアフガン人が「1人の友人の行方がわからない」と言っているそうです。


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モンゴルで「トルコ」と書かれた碑文が初めて発見された

2022年08月27日 | 文化
8月27日 東突厥の第2カガナート(可汗国)の建設者イルテリッシュ・カガーンの「トルコ人」と書かれた碑文が、モンゴルで初めて発見され、トルコ外務省はこれをトルコ史における重要な里程標と考えています。

 Hurriyet

2016年からこの地域で地表調査を行ってきた科学者たちによると、イルテリッシュ・カガーンはこの地方にトルコ部族を集結させていたようです。これら部族の印字が彫られた石が発見された後、トルコ系の王子たちの彫像やフィギャーも発見されました。作業はコロナ・パンデミックのため中断されていましたが、2022年7月、再スタートし、約250平米のエリアの発掘で、巨大な建物群が発見されました。

トルコ語とソグド語で書かれた問題の碑文は、「国際トルコ・アカデミー」と「ノムゴン渓谷モンゴル考古学研究所」の共同科学・考古学遠征中に発見され、“Turk”(トルコ人)、“tanri”(神)、“kutluk”(カガナート)“tumen”(分割)などのことばが判読されました。

「この碑文は歴史をさらにさかのぼることができる非常に重要なものです。それをトルコ人科学者たちが発見したのです」と、国際トルコ・アカデミーのダルハン・クドゥラル校長は言い、多くの国々の歴史にも光をあてる貴重な発見だと付言しました。

外務省もこの発見について声明を出し、第2トルコ・カガナートの創設者イルテリッシュ・カガーンのものと思われるこの建物群の発見は、興奮と喜びをもたらしたと言っています。「中央アジアのステップ(草原)に根ざすモンゴルと、わが国との関係における重要な分野のひとつは、歴史と文化の研究協力です」

トルコとモンゴルの協力によるこの発見は、トルコの歴史における重要な里程標であり、また、モンゴルの文化の豊かさを示すものでもあります。

ミマ―ル・シナン大学のアフメト・タシャーウル教授は「これはトルコ世界とトルコ史における非常に重要な発見です。8世紀初期に、古いトルコ語のアルファベットでで書かれたオルクホンの碑文に匹敵する重要な発見かもしれません」と語りました。


「大攻撃」を記念して軍事博覧会オープン

「大攻撃」100周年を記念して、トルコ軍がアフィヨンカラヒサル県で軍事博覧会をオープンしました。

 Hurriyet

「このようなイベントが開けたことを誇りに思います」と、アフィヨンカラヒサルのキュプラ・ギュラン・イーイトバシュ知事は言い、市民に博覧会を訪れるよう呼びかけました。「大攻撃」を記念して、市内で行進も行われると、知事は発表しました。

「大攻撃」はトルコ独立戦争で、トルコ軍とギリシア王国が戦った、最後の、最大の作戦です。攻撃は1922年8月26日、ドゥムルプナルの戦いで始まりました。約98,000のトルコ軍は、130,000のギリシア軍に対して攻撃を開始しました。8月31日から9月4日までに、ギリシア軍の退却によって、前線は300キロも後退しました。

9月9日、トルコ軍はイズミルを陥落させ、海岸まで進軍しました。作戦は1922年9月18日に終わり、バルケシル県のエルデク地区も、チャナッカレ県のビガ地区も奪還しました。


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