小倉で帰宅難民

西日本豪雨、みなさまご無事でしたか？
豪雨の後はとんでもないほどの暑さ・・みなさん、ポカリ飲んでますか？
水分・ミネラル補給と睡眠、暑さを乗り切りたいですね。

さてさて西日本豪雨の日、私、初めて帰宅難民になりました。
豪雨でお亡くなりになられた方などたくさんおられる中、私なんて帰宅難民でグズグズ言っているのですが、ほんとたかが帰宅難民でしたがたいへんでした。

記録しておこうと思います。

最近出張が多く、7/6から博多に出張でした。
雨が気になっていましたが、行くときはそれほどでもなかったです。
始発で行けば博多に9時半に着けるんですね。
博多で仕事を終え、博多駅で仕事のあとのビールが美味しいこと！

そこからまたまた新幹線で小倉に移動です。
小倉に着いた時には雨、ひどかったです。
小倉から日豊線に乗り換えて、7日の出張先の最寄り駅い着いた時には、これでもか！って降っている雨。
ホテルに行くにもバスでは濡れるの確実だったので、ホテルまでタクシーで行きました。

そして夜・・・。

避難勧告から避難指示が・・・(´;ω;｀)
出張先で避難指示を言われても・・・(;'∀')
ホテルから指示があるかと、びくびくしながら朝を迎えました。

朝を迎えても、仕事場まで移動できず・・道中冠水しているのでタクシーも来てもらえず・・でした。
そんな時にたまたま会社の人をホテルで見つけ、一度会社まで歩いて行って、お迎えに来ていただけることに。
ありがたかったです。

小倉付近での仕事・・帰りが心配で気が気ではありません。
帰れるかな・・一応、新幹線のチケットはありますが・・小倉駅まで行けるかどうか・・(;'∀')
会社の人たちは、家が浸水・がけ崩れしているから・・っと早引きしていかれます。
取り残されていく私・・(´;ω;｀)

所長さんが、小倉駅まで行くモノレールは動いているという情報から、最寄り駅まで送ってくださいました。
銀河鉄道999のモノレールに乗って小倉駅へ♪


やっとたどり着き、新幹線は広島止まりだったので、小倉で急きょホテルを探すことになりました。
ずっと空きがなかった小倉のホテル。
来れない人もいるのか運よく空いた部屋をおさえられ、小倉でさらに一泊することにしました。

まだ早いのでショッピングセンターにでも行こうとしたら、早々と5時半で閉店。
まだ明るいのに・・雨で行くとこないし・・。
アーケード街をうろつき、開いているお店を探しました。
そしてみつけた魚マルシェ。


女一人で入るには、少し敷居が高そうでしたがメニューを見ると大丈夫そうだったので、一人飲み開始です。
ビールから福岡の日本酒をいただきました。
豪雨でお客さんがほとんどいなかったので、マスター相手に日本酒の話で盛り上がりました。
滋賀のお酒をPRしておいたので、小倉で滋賀のお酒をみつけたら私がすすめたからかも(笑)
美味しいお酒とお料理と、ほっこりするマスターとのおしゃべり♪
緊迫した一日だったので、やっと緊張がほどけてきました。


・・・で、翌日。
お昼過ぎの新幹線チケットを握りしめ、午前中は小倉をぶらつきました。
アーケード街から小倉城へ・・・閉まってたし(;^_^A
まっ、仕方ないですよね(笑)

新幹線の様子を見に小倉駅へ行ってみると・・たくさんの帰れない人で溢れていました。

そして構内アナウンスが・・「本日の新幹線運転の再開はありません・・」

（大汗）ガーーーーン(´;ω;｀)




携帯を握りしめ、他の交通手段を探しました。

まず、見つけたのはフェリー。
しかしネット予約が出来ないし、電話も通じない(´;ω;｀)

次に飛行機。
こちらはなんとかネット予約が出来た！
ただ夜の便。
それも名古屋空港です。
名古屋に着いてもどうして帰ろうか・・まっ、早く本州に入りたいからとにかく空港に行くことにしました。
空港バスは高速道路が使えない状態だし、あちこち冠水しているので迂回路経由で行くから何時間かかるかわかりませんっとのことでした。
それでも少しでも前に進みたい！
バスに揺られながら、やっとこの場所から出られるっと眠くなってきました。
以外と早く着いて、ありがたかったです。

空港に着いて、予約したチケットの支払いを確認すると、なんと支払いの時刻が過ぎている・・・(;'∀')
なんともいろいろあるもので(´;ω;｀)
空港のカウンターで必死に確認すると、席が空いているとのこと！
すぐに再予約して支払いも済ませて、チェックインまで4時間ほどの待ち時間。
もうここまで来たら4時間の待ち時間くらい、待ちます！待ちます。

もうすぐ飛びます！飛びます！だから♪

名古屋についたら大雨警報。
なんとかお迎えを頼めたので、夜中に自宅に着きました。
やっと家、やっと我が家。
なにげない朝を迎え、なにげない朝がこんなにも幸せなんだと、身をもって知った出張でした。

西日本豪雨で亡くなられた方のご冥福と一日も早い復旧を願っています。