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No.0557 第1回復興マラソン

2017-10-02 21:13:14 | インポート
昨日は第1回復興マラソンでした。


快晴で気持ち良い天候となりました。
甚大な津波被害のあった名取、岩沼、亘理を巡る42.195kmのコース。

整備の終わった海辺の防潮堤を見ながら、嵩上げされた復興道路も走ります。

メイン会場は岩沼海浜緑地公園。
この公園は被災前に子供達を連れて良く遊びに来た場所です。
跡形も無くなったけど、綺麗に再整備されてました。

会場周辺は大規模駐車場が無いため、近隣の駅からシャトルバスで会場入り。
僕も名取駅からシャトルバスに乗り会場へ。
シャトルバス降りてから会場までは10分ほど歩くんですが、目の前をちょっと派手な感じの女子が歩いてたけど、話し声と横顔見たらLi L iCoでした。

招待のタレントなら会場側まで車で横付けなのかなと思っていたら、皆んなと一緒にちゃんと走るいてるんですねー。偉い!

フルマラソンには13000人ほどのエントリー、ファンランが1000人ほど、応援や家族も大勢きてるので、会場はごった返しでした。

時間に余裕を持って行ったつもりだったけど、受付場所や着替え場所、手荷物預かり所場所探すのも自由に動けないから一苦労。
トイレも長ーい列が出来て、凄い時間掛かってしまったので、満足にUPも出来ずスタートラインに。


スターターは楽天G.E前監督の星野仙一さんでした。
生の星野仙一、初めて拝見しました。

フルマラソンは5月の奥州きらめきマラソンで脚痙攣して悶絶して以来のため、凄い不安を抱えながらのスタートでした。

前回は暑くて脱水症状で痙攣したため、最初の給水地点からしっかり給水し、オーバーペースにならないよう気を付けながら走った。
ハーフまでは順調だったが、徐々に右脚腸頸靭帯が痛み出し、24kmからは痛みを我慢しながら走ってたけど、だんだん脚の感覚がなくなってきて、着地すると膝折れする状態に。
膝曲げられなくなったので、右脚だけ膝曲げないようにしながら何とか走っていたけど、変な姿勢で走ってたから左肩に痛みが出てしまった。変な姿勢を取ってたため他に痛みが出るようになる。

35kmから走れなくなって、もう歩き。
ゴールまでの7kmが長いこと、長いこと。
脚の痛みに耐えながら一歩一歩進む。

痛みのせいか、体力も限界。
今回は痙攣は無かったけど、腸頸靭帯の痛みで5月のマラソンと同じ状態になった。

このコースは津波前まで自転車練習の定番コースだったため、ゴールまであとどれくらいか分かっているが、分かっているだけにまだまだゴールまで程遠いのも分かってもう、心が折れ折れ。
「何でこんな苦しいことしてるのかなー、
もうフルはやめよう」と心に決めてゴールを目指す。

ゴールまで1kmの看板過ぎてから、1kmの長いこと。遠くにゴールが見えるのに全然近づかない。この間にも何度も止まって、正に一歩、一歩という状態。

やっとゴールまでたどり着きラスト100mは意地で走りゴールラインを通過。
やっと地獄の悶絶から解放された。


ゴール後は作り笑いで記念撮影。
結局5時間11分も掛かってしまった。
自己ベストから1時間2分遅れ。
散々なタイムです。
後半歩いたから、完走タイムとは言えないですね。

腸頸靭帯は前から良く痛みの出る場所。
先々週30km、先週20km走った際には痛みが出なかったため、簡単なバンドのみで走ったのがわるかったのかなー。やっぱり膝全体をカバーするサポーターにすれば良かった。

今日も痛みは引かず、歩くのがしんどい。
フルはもうやめようと心に誓ったのに、こんな状態でも、また次の大会を考え始めてる。

この馬鹿さ加減は治らないのかも。


第1回目の大会ですがよく準備された大会でした。
ボランティア4000名がこの大会を支えてくれてます。
とてもボランティアの方々が親切で心温まるおもてなしでした。
大会運営もプロがプロデュースしてるんだと思うけど、東京マラソンのようなスムーズな運営でした。これだけの参加人数の大会を混乱なく運営するのは凄いと思う。


復興が遅れている名取地区など被災地もこのような大会が開催することが出来るまでになったんだなーとつくづく思う。


*一つだけちょっと残念だったのは帰りのシャトルバス乗り場の遠さとバスの少なさ。
乗り場まで会場から20分も歩かなければならなかったこと。フル走って多くの人が足引きずるように歩くのに、あまりに遠過ぎる。
名取駅行き、岩沼駅行き、仙台空港駅行きがあるが、殆ど名取駅行きに集中して長蛇の列になってしまったこと。僕が並んだ時には300mほどだったけどそれでも乗るまで1時間もかかった。
僕が乗る頃には列の最後尾が肉眼では見えないほどはるか先まで伸びていて、きっと乗るまで2時間以上かかったのではないかと思う。
疲れ切った身体で風も強くなり寒くなってきた状態でのこの待ち時間はとても辛いものだった。是非これは来年改善して欲しい。みんなもそう思ってると思う。