埼京さん^^いらっしゃ~い

地域密着度№1を目指す農耕型経営の不動産二代目社長の日記

怒りシントウ

2010年05月09日 20時42分18秒 | 日記
本日は某大手仲介業者のとんでもない、なんとも頭にくる、いや悲しい出来事のお話です。

本日お約束いただいていたお客様(M様)を中古の一戸建にご案内。目的物件につくなり、相手の営業担当者が、私どもに対してではなく、私どもがお連れしたM様に対して、いきなりこう言ったのです。

『5分程度で見てください』

↑か・な・り、失礼です

お客様にも申しわけないですが、怒りを通り越して悲しくなります。
もちろん、お客様もお怒りです。

また、この業者に、『大切な資産』の売却を依頼されている売主さんにも同情します。売主さんは購入希望者が見学に来てくださり、見て検討していただく材料を持って帰れるように、気軽にゆっくりと時間をとらせることが大事です。土地上に建物があり、土地としての販売で建物はおまけ、と言う物件もありますが、今回は中古一戸建てとして検討していただく物件です。大根一本買うわけではないのです。一生にそう何度もあるわけではない買い物に『5分だけ見て判断せい!』というのはあんまりではないでしょうか。
せっかくお互いが時間を割いて、不動産売買という一大イベントの最中だと言うにもかかわらず、自分の都合だけで優しさをもてない行為に走ってしまうことは、怒りシントウです

この某大手財閥系不動産仲介業者が全てこういう方ではないと思うのですが、未だに私ども不動産業界の地位が低いのは、こういうことが往々にしてあるからなのでしょう。非常に残念です

以前、全国宅地建物取引業協会の会長さんがおっしゃっていた、

『不動産業者を医者や弁護士並の社会的地位に!』の大合唱が耳の奥で響きます。