江戸前三番瀬漁師坂才丸の気ままな日記

私、坂才丸が食べたり飲んだり出かけた事を少しづつ書いて行くつもりです。

明けまして御目出度う御座います

2011-01-16 20:09:33 | Weblog
遅くなりましたが、明けまして御目出度う御座います。
本年もよろしくお願い致します。
年末年始の強風の為に網の張り替えが滞っています。
写真は一昨日の写真です。
一枚目は海苔を採りながら海苔網の下から朝日を撮った所です。


二枚目の写真は私の海苔漁場、三番瀬から撮った東京スカイツリーです。


三枚目の写真は、海苔柵と親戚の海苔採り船と運搬船と東京スカイツリーです。

八剱神社例大祭の御神輿の御仮屋

2010-07-06 18:44:03 | Weblog
八剱神社例大祭の御神輿の御仮屋を建てました。
今年も町会を移動したので舟町に続いて浜町東でも当番町会です。
普段は船橋大神宮の境内にある奉安殿に収まられていますが、
本祭りの間は当番町会に御仮屋を立ててそこに4日間は各町会を回ったあと夕方に御仮屋に納めます。
次の日の朝は御仮屋から出して御神輿の飾りを外して晒を巻きます。
浜町東町会の御仮屋を建てました。
一枚目の写真は完成まじかです。

二枚目の写真は建てる下に砂(土)を撒いた所です。



三枚目の写真は看板と屋根の細工です。


のち

第60回浅海増殖研究発表全国大会

2010-07-04 10:14:30 | Weblog
第60回浅海増殖研究発表全国大会に行って来ました。
今年は福岡県での開催でした。
今年度は6題の発表がありました。
開催県の福岡が2題、佐賀県1題、熊本県1題、三重県1題と我が千葉県が1題でした。
農林水産大臣賞は福岡県の福岡県有明海区研究連合会の島崎達喜さん発表の、
 美味しいノリを獲って、消費者に届けよう! でした。
水産庁長官賞は千葉県と三重県でした。
千葉県市川市行徳漁業協同組合のり研究会の福田博信さん発表の、
 三番瀬でののり養殖発展の為に
  ー育苗と冷凍網生産工程の改善による生産向上の取り組みー でした。
三重県は、伊勢湾漁業協同組合今一色支所黒のり研究会の江川公規さん発表の、
 海苔はアサリで持つ アサリは海苔で持つ
  ー海苔とアサリの良い関係を目指して(1)ー でした。
その後恒例の懇親会で旧知の他県の人達と今漁期の話等をしました。
一枚目写真は結果発表です。


二枚目の写真は発表者全員です。




八剱神社例大祭の直会

2009-07-25 14:48:39 | Weblog
  御神輿の揺すり込みが終わった後に大神宮の奉安殿で直会がありました。
  直会と書いて’なおらい’と読みます。
  また、大神宮の境内の奥に奉安殿’ほうあんでん’があります。
  一般の人にはあまり知られていません。
  また、いつでも入れる訳でもありません。
  私も漁業組合の地区委員をしているので例大祭の直会なので入る事が出来ました。
  中では残念ながら写真を撮っていません。
  一枚目がその奉安殿です。
 
  二枚目は大神宮の門になにやら紙が張ってあったので撮りました。


  三枚目は船橋の旅館玉川に移動して、神輿保存会の直会です。
  直会のハシゴです。


江戸前のあさくさ海苔の復活です。

2008-12-17 22:54:19 | Weblog
今年は、何年か前から探していた純粋なあさくさ海苔を復活させました。
去年も試験をして少量ですが採りました。
今年は種付けした網の数を増やしてきちんとした製品に致しました。
種は正式にはカタカナで’アサクサノリ’と書きます。
私はあえて’あさくさ海苔’としました。
’浅草海苔’だと浅草で海苔を採っているみたいなので。
今年は家と親戚と行徳漁協の仲間の家の3軒で種付けをしたのですが、
製品に出来たのは家だけでした。
何故家が採れたのか、他の家が何故駄目になってしまったのかは分かりません。
ちょっとした高さの管理だとは思うのですが。
海苔の柵は家と親戚は隣同士なのであまり場所は関係無いと思います。
もちろん漁協に出荷はしなかったので家でしか買えません。
何人かに味見をして頂いたら家の主力の種も美味しかったのですが、
それより美味しいと言った人が多かったです。
あさくさ海苔と言われている種は以前も使っていたのですが、
純粋な’あさくさ海苔’と育てたのは私はもちろん初めてでした。
父は昔は’アサクサノリ’も使っていたそうです。
現在、あさくさのりと言われている種でDNA鑑定をするとほとんどが’スサビ海苔’だそうです。
ただし、’スサビ海苔’でも美味しい物も沢山あります。
ただ、海苔師として失敗している人や難しと言われていたので採って見たかっただけですね。
もう30枚、海苔網を冷凍保存してあるので真冬になったら残りを張って見るつもりです。
一枚目の写真はパック詰めした’あさくさ海苔’です。

ここのホームページに載っています。
http://www.ddbj.nig.ac.jp/index-j.html
この番号で検索すると出て来ます。
AB287949

Porphyra tenera が’アサクサノリ’です。
のち


今年最後の海苔の出荷

2008-04-30 07:00:34 | Weblog
今漁期の最後の海苔の出荷が終わりました。
今年も色々ありました。
海苔は漁師が採った物を各漁協で品質によって等級を付けています。
それを、千葉県漁連に集めて共同販売は略して共販(きょうはん)と言っています。
そこで、各組合の等級ごとに海苔問屋さんが入札していきます。
千葉県の海苔の入札権を持っている問屋さんは千葉、東京、神奈川と埼玉は一部と静岡が一軒だったかな?
千葉と東京でも持っていない問屋さんが多いですね。
入札権を持っていても地元の海苔が買えない問屋さんもいますが。
色々とありますが、漁協の共販所の職員さんと漁連の職員さんに感謝です。
一枚目の写真は等級が付いて箱詰めされた所です。
二枚目の写真は、100枚ごとに重量を計って金属を探知する機械です。



三枚目の写真は漁連に出荷して空になった船橋漁協の海苔共販所です。
何も無いと結構広いです。





今年の海苔が採り終わりました。

2008-04-19 19:27:50 | Weblog
今年の漁期の海苔が採り終わりました。
今年も高水温やヒートアイランドの為に苦労致しました。
年々、海苔を採るのが難しくなって来ています。
地球温暖化の影響かは分かりませんが、
秋の海水温が年々下がり辛くなって来ていて、
昔は海苔の品質の差は各家でありましたが、
採れない事は有りませんでした。
今は、下手をすると家が採れていても隣の家は生産出来ない事があります。
ちょっとしたタイミングや海苔の種、海況を読む力がかなり要る様になって来ています。
もちろん品質にもかなりの差が出来てしまいます。
これから竹抜きです。
来漁期はどうなる事やら。
写真の一枚目は家の海苔運搬船に積んでいる所です。
二枚目の写真はトラックに積んだ所です。
これで海苔で二万枚分位あります。
三枚目は海苔と一緒に入っていたギンポです。
天ぷらの高級食材です。
天ぷら屋さんで食べると一匹数千円かな?
今は安くなっているかも知れませんが。
のちのち

終電一本前

2008-03-07 23:03:43 | Weblog
4日に日に海苔の会議で2ヶ月ぶりに東京に行きました。
理事会に後に懇親会をして、
中華屋さんでしたが例によってお酒ばかり飲んで居ました。
しかし、もう4年近く同じメンバーで会議をしているので、
私が頼んでいないのに私の前にはビール、焼酎、日本酒、紹興酒がグラスに並んでいました。
電車で帰りなので料理も少し食べて飲みました。
その後銀座で2次会でした。
今度はウィスキー。
竹鶴でした。
竹鶴は結構美味しいですよ。
店を出て福岡の理事さんがラーメンが食べたいとの事なので、
探してラーメンを食べました。
しかし、豚骨ではありませんでした。
他の人達は近所のホテルを予約してあったのでそこでお別れ。
急いで電車に乗り、秋葉原からの下りの最終一本前で帰れました。
周りの人は酒臭かったかな。
のち

千葉海苔師の会

2008-02-26 12:15:16 | Weblog
少し前ですが、
千葉海苔師の会に出席して来ました。
内容は勉強会が一時間ほど。
今年の講師は、千葉県水産振興公社の坂田さんでした。
その後、懇親会で他の漁協の人と今漁期の話をしました。
北部地域(南行徳、行徳、船橋)で私を含めて4人で参加しました。
参加総数は100人ほどだったかな。
話は変わりますが、
2月6日は海苔の日なのです。
今更ですが、
 栄養価の高い海苔を多くの人に紹介し、消費拡大をはかるとともに、
生産者が日頃の生活の糧である海苔に感謝の気持ちをあらわすため、
大宝二年(西暦702年)に施行された大宝律令の中で海苔が産地諸国の物産に指定された租税として徴収されたという記録にもとづき昭和42年に施行年の始まりである2月6日を『海苔の日』と定めた。
全国海苔貝類漁業協同組合連合会 発行の 海苔手帳より抜粋
最近は節分の恵方巻きがメジャーになって、
3日後の海苔の日が霞んでしまいました。
恵方巻きは最近始まったのですがね。