ここんとこ、留萌(るもい)に行く用事があって、
高速バスに乗る回数が増えた。
車があれば運転していくんだけど、
Mの車がないんで、ひたすら公共交通機関を利用する。
札幌―留萌間のJRは、乗り継ぎがあるので面倒。
てなことで、必然的に乗り換えのないバスになる。
で、昨日も駅前から高速バスに乗った。
いつもは往復のバスチケットを事前に買って乗るが、昨日はそのまま乗って
降りるときに現金で料金を支払うことにした。
留萌まで2,300円
お財布をみると300円がない。
280円まではあったけど、1円玉とか5円玉で
ようやく300円になりそう。
でも……
バスの運賃って5円とか1円も使えるんだろうか??
素朴な疑問。
運転手さんに聞けばいいんだろうけど、
聞くより両替したほうが早そうだと思って、3千円用意した。
バスは快適に走って、TVを見たり、本を読んだり、少しウトウトしたり…
3時間もかからないけど、約3時間の小旅行気分。
そして降りる時が近づいた。
Mは3千円を握りしめ、千円を両替しようとまず投入。
無事両替できた。
次に料金を入れようとしたところ、
運転手さんが
「1枚ずつ入れてください」と言うので、
はい、はい。1枚ずつね……と、
あれ?
どこに入れたらいいの??
バスの料金箱って、なんだか複雑になっていて、
どこに入れていいか分らん。
今まではチケットを透明な箱にポイと入れてたけど、
現金も同じところでいいのかな??
そんなことを考えていた時の
「1枚ずつ入れてください」という言葉。
Mは、やらかしてしまったぜぇ~~~。
1枚ずつと言われたら、ついついお札が吸い込まれる場所に入れたくなる。
すると……
まるで、チン! ジャラジャラと音がするように、
勢いよく小銭がバラバラ出てくるではないか。
そう、またも両替のところに、ご丁寧にも2枚立て続けに入れたMであった。
あ…………
「うわあ、申し訳ないっっ、ごめんなさい」と言うと
運転手さんが「いやいや、大丈夫ですよ」と、
見事なフォローで、じゃらじゃら出てくる小銭を透明な箱に入れてくれた。
いやぁ~~派手にやっちまったよぉ。
すっかり乗り慣れたつもりの高速バスだったが、
こんなところにトラップが仕掛けてあったとは!!
てか、
最新式の料金箱はあなどれないぜよ。
バスの清算機……手ごわし!