プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

インフル予防接種のお値段

2015年12月08日 12時41分50秒 | リウマチスローライフ

「Mさん、インフルエンザの予防注射はしましたか?」
と、先日の通院日、治験のコーディネーターに聞かれた。

Mは「ソレ、今までしたことないわぁ」と言うと、
「え~~?? 本当ですか?」 
なんて、ものすごく驚かれた。

きけば、Mのような病気を持ってる人は殆どの人がしているらしい。
「したほうがいい?」ときくと、
「リウマチの薬は、免疫を弱くするものですからねぇ……
できればしたほうが良いと思いますよぉ~~」とのこと。

素直なMは(←いつから素直になったんだか)
「そっか、じゃあ今年はしてみる」と、優等生になった気分で言った。

というか、
去年まではMが重篤になろうが死のうがどうでもいいって思ってた。
リウマチになってから、やりたいと思ったことが思ったようにできないし、
裏切る体に支配されて、イザというとき役に立たない事が多く、
生きていてもつまらんし……
なぁ~んて思ってた。

ただ、今年はMの裏切る体以上に困った存在が居るので、
重篤になったり、死んだりすると家族に迷惑がかかる。
無責任なことはできないので、出来る限りの防御策はしておかねば……
と、足りない頭をユルっと稼働させて考えた。

その年に流行るものしか効かないといっても、
一応、他の種類にかかったとき大事にならずに済むらしい。
てことで、通院日にその病院でついでにして行こうと思ったら、
コーディネーターが、
「ここみたいな大病院って高いんですよ、
たしか4,500円するんです。
安いところで半額くらいで出来ますから、家の近所のほうがいいと思いますよ。」
と、インフルエンザの予防接種の情報をGETしたので、
近所の病院に直接行ってみた。

体温を測り、問診があり、先生のサラッとした診察があり、注射。
予防接種なんて小学生以来かなぁ……??
30分はここで安静にしていてくださいと言われ、
持参の文庫本を読みながら待っていると、
なんとなく注射をしたあたりがムズムズ。
だんだん痒みが強くなってきた。

そのうち、看護師さんが「大丈夫ですか?」
「かわりがなければお帰りになってケッコウですよ」と、近くに来たので、
「注射をしたところがものすごく痒いんですけど……」と言うと、
「あ、分ります。私もそうなるんですからぁ~」と言いながら、腕をまくってMに見せた。
なるほど、彼女の細い腕は注射したあたりが少し腫れていた。

土曜日に注射をしたらしいのに、月曜日の夕方もまだ腫れているんだ……。
「菌を入れるわけですから、仕方ないですよね」と言いつつも、
Mの腕をまくって見ようとするので、
「たぶん今見ても、太いから腫れていても見分けがつかないかも……」と言うと、
看護師さんってば、笑ったら申し訳ないと思ったのか、
なんとか真面目な顔をつくろうとして「そんなこと……」と、震えた声で言いながら、
Mの腕を見ながら「痒いときは掻くとよけい広がるので、冷やしたほうがいいですよ」
と、対処法を教えてくれた。

看護師さんったら、気を遣ってくれちゃったらしいけど、
逆効果になっちゃったね。
いいのよ、
本人もちゃんと認めてるんだから。
ホント、ここ最近ストレスでハンパなく太った。
情けないほど太くなっちゃったのよね……。くすん。

てことで、帰りがけにお会計。
なんと……、3,500円也。
大病院よりは安いけど、せいぜい3,000円以内と思ってたのになぁ。
ケッコウ、イイお値段するのね。

帰ってからコーディネーターに「注射してきたよん」と報告。
ついでに3,500円だったと言うと
「え~? ケッコウお高かったですね」と。
Mもお高いって思ったけど、注射した後じゃ文句も言えないもんね。
かといって、お宅の予防接種はおいくら? 
って聞くのも……どうなの??

やっぱ、自由診療のバヤイは、
事前に近所の病院アチコチに電話をかけて『お値段』を聞いて、
安い病院に行くべきなのかちらん。

もし来年も母を抱えてMが生きていたら、そうしよう……と思ったケチなMデあった。

 

 


 

コメント