プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

持っていたら……

2015年12月11日 18時07分47秒 | 辛辣うだうだ放題

【人生はギャンブル】
ってのがMの人生に対する考え。

生きていれば必ず選択する機会にブチ当たる。
選択は毎日というか、次の瞬間から既にあるワケで。

朝、起きようか、もう少し寝ていようか、面倒だから休んじゃえ……とか、
有る、無い、
はい、いいえ、
右、左、

ありとあらゆるものを気付かぬうちに選択し、
たぶん『選択している』意識すらなく行動している。

ギャンブルというからには勝負デある。

賭けるものはお金だけとは限らない。
時間だったり、手間だったり、体力だったり、究極は命だったり。
そう、
Mは今、命を張っているようなものなのよさ。
……って、ちょっと大袈裟か。

今日、母の様子を見に病院へ行ってきた。
日曜日に行ったきりだったので、ちょっと心配ではあったけど、
なんせ、めんこくないから暫く放っておいたノダ(←めんこくない=かわいくない)
5日間行かない間に、病棟が変わって1階上に移っていた。

病室にMが入って行っても、母は気付かないで寝ていたので、
買って行ったハーゲンダッツのクリスピーサンドを冷凍庫に入れ、
(とにかくソフトクリームや、アイスクリームの好きな母。子どもだからかな)
他にも飲料水やアレコレを冷蔵庫に入れて、ガタガタやってるのに目を開けない。

Mも黙って洗濯したものをベッド脇の引きだしに入れ、
持ちかえる洗濯ものをバッグに詰めていたところに、
「Nさ~ん、(←母)これ置いて行きますね~」と、看護師さんに大音量で声掛けされた。
母はおもむろに目をあけてMを見て、
「あら、来てたの?」と。
母のベッド脇には、車いすではなく歩行器が。

「歩けるようになったの?」と聞くと、
「ひとりでトイレに行ってるし、これからリハビリがある」とのこと。
なにやら順調にリハビリが進んでいるっぽい。

とりあえず母の様子も見たし、他に用事が無いので帰ろうとしたところに、
病室担当の医師が来て、「ちょっとお話してもいいですか」とのことで、
相談室みたなところに通された。

考えてみたら、病棟が変わってもMが顔を出さなかったから、
冷たい家族だと思ったんだろうなぁ……。
別にいいけどぉぉ。

で、センセーがおっさるに、
今の状態なら今月いっぱいでリハビリも終わるとのこと。
てことは、もう帰ってくるってこと?? 
はやっ!!
やっと今、Mの気持ちも家の中も落ち着いて、
心の平静を噛みしめながら、静かに暮らせているというのに。

ただ、ケアマネから病院の相談員に母の報告がいっていたので、
退院した後に家に帰るのか、施設に行くかを考える時期だとのことで、
センセーはMに、どうするつもりなのか訊きたかったらしい。
病院から直接施設に行くとすれば、病院が施設を探してくれるらしく、
家に帰るのであれば、今までのケアマネのほうで今後の相談と言うカンジ。

さて、困った。
母はどうせ「行く場所がないから仕方なく帰る」とか言うに決まってる。
でも、行く場所を提供すれば仕方なく帰ることもない。
とはいえ、年末ってのが大問題。
施設云々の話になっても、いったんは家に帰ることになりそうだ。

Mテキには、いままでの母の状態だと一緒に生活するのはキツイ。
痛くないからまた同じことの繰り返しになるんだろうと思う。
Mの言うことを聞く人なら良いけど、その逆だから本当に困る。
やったらダメということをわざとやって、Mの気を引こうとする。
そして、Mの思った通りの展開になっていくんだ……。
そう考えると母は施設に行った方がいいのかもしれない。

なんて思ってはいても、やっぱなんだかなぁ……と考える。
可哀想な気がするから困ったもんだ。
中途半端な同情はよろしくないのかな。

Mは今までの選択で、かなり命を削ってる気がスル。
ストレスがハンパないもの。
次の展開がどうなるのかは、Mの選択で決まることではある。
Mはどんなカードを引いてしまうのか……。

てか、Mがいま命を賭けてやっているギャンブルは、
たぶんカードゲーム……

最後まで持っていたら負けるってヤツ。


そう、それは、

ババ抜き……

 

 

 


 

 

 







 

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