プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

悩ましい

2016年07月18日 12時16分57秒 | 辛辣うだうだ放題

こどものけんかに大人が参入していいものか、
ちょっと悩ましいところではありまする……。

泣きながら走ってくる背の高いヒョロっとした男の子。
その子を追いかけて、2人の男の子が駆けてくる。
ひとりは、ちょっと小さめの子。
もうひとりは、普通サイズの子。
としの頃は小学校の高学年から中学1年生くらい。

しかし、泣きながら誰かに助けを求めるように走って来られたら、
「どしたの?」と聞くほかないワケで……
泣いてる子は事情を説明しようとするのに、小さめの男の子は、
かなり憤慨しているようで「大丈夫です、迷惑かけました」と言って、
もうひとりの子と一緒に、泣いてる子を引っ張って連れて行こうとする。

「ちょっと待ってよ。大丈夫って言われてもさ、泣いてるってのが気になるし……
てか、何がどうなってこうなったのか話してよ」と、
面倒なハナシじゃなければ良いなぁと思いながら訊いてみた。

泣いてる子が
「公園でゴミ拾いをしようとしてたのに……」と、言いかけると、
小さい子が
「はぁ? ゴミ拾いするために行ったわけじゃないし」と、言いだした。

で、Mは
「ゴミ拾いだなんてイイことデショ。
アンタなんでゴミ拾いしないのサ?」と、小さい子に訊くと、
「……いや、してもいいけど……」と言葉を濁した。

「てかさ、フツーに見るとさ、泣いてる子を追いかけてきたアンタが
ものすごぉ~く悪いヤツに見えるよ?」と、見たままをMが言うと、
「それは仕方ないです」と言うので、
「仕方ないで済ませたらアンタが損でしょうが。
状況だけ見ると、2人で1人をいじめてるようにしか見えないよ?」と言うと、
「すみません」と、普通サイズの子が謝ったので、
いやいや、すみませんは良いから何がどうなってこうなってるの?」と。

話を要約すると、
この3人は公園で水風船をぶつけあって遊んでいたらしい。
終わったと思った背の高い子が、散らかった風船のゴミを片付けようとしたが、
最後に行き過ぎたことをしたらしく、やられた小さい子が怒って追いかけ、
心配したもうひとりがその後ろを追いかけてたってところかな。

なんとなく話がわかったので、
「じゃあ、アンタがまずこの子に謝りなさいよ」と、泣いてる子に言うと、
「さっき謝ったのに」と言う。
小さい子が「そんなん聞いてない」と言うので、
「じゃあ、みんなが聞いてるところでもう一回謝れば?」とM。

泣いてる子が小さな子に「ごめんなさい」と謝り、
小さな子も半分納得しつつ、半分不本意のまま「ワカッタ」と。

そこで取り敢えず、1件落着ってカンジにはなったが、
一応Mも大人のひとりとして、ひとこと苦言を呈しなければ……と、
「てか、アンタらさ、公園から全速力で飛びだしてきたら、
車に轢かれてたかもしれないんだよ? 気をつけないとダメだよ。」
と言うと、3人とも素直に頷き「はい、すみませんでした」と言ってた。

その後、公園に戻るというので
「仲良く遊びなさいよ。ちゃんとゴミ拾ってね」と、ついでに言ってみたら、
「はい」と、ここでも素直に言うではないか。
素直なのか、Mがコワかったのかは定かではないケド……。

我が家の子ども等のあの年代のときも、
友達とのイザコザはたまにあったみたいだけど、
親が介入することはナンセンスだと思ってた。
ただ、今の時代はどうなのかなぁ……
いきなりナイフをポケットから出して刺したりする子もいる時代、
ただのイザコザで済まない場合もあったりするので、
状況が分からないだけにコワかったりもする。

追いかけてきた子の手には、ぶつけるチャンスを逃した水風船が握られていた。
あれがナイフでなかったことにホッとしている。

公園に戻って「なんだあのクソババア」とか3人で言ってるかもしれないけど、
そのほうが、まだ健全だと思った今日この頃。
昔の、おせっかいで口うるさいオジサン、オバサンがいなくなった今、
その年代になったMには、大人としての対応に悩むところデあ~~る。





 

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