残念だったね……。
まだ若かったのに。
23日の11時台のNHKニュースで、
小林麻央さんが亡くなったことを知った。
テレビで訃報のニュースをみたら、
あとはもう見たくない。
カナシイだけだもの。
直接知らないし、ファンでもないし、
それ以上踏み込んで知る必要はないって思ってる。
というか、
やっぱカナシイから。
そういえば、
野際洋子さんが亡くなったこともびっくりだった。
年齢のわりにとても若々しくて、
まだまだ活躍すると思ってた。
渡瀬恒彦さんもそう……。
小林さんはまだ30代と若いのに、
とても残念。
ただ、何がカナシイって……
残された人のことを思うと、なんだかとっても不憫で……。
愛する子ども達や夫を残して、
自分だけ去って行かなきゃならないって、
ずっと思ってたらとてもカナシイ。
たぶんまた情報番組でしつこくやるんだろうな。
うざいくらいにお涙ちょうだい的になってきて、
あざとさが見えてくると、どんどん白けてきちゃって、
あれ? なんで泣いてたんだっけ? って考えたとき、
腹立たしくなってくる。
怒りは悲しみに勝るので、ちょうどいいのかも。
とはいえ、
自分の愛する人を置いて去ることも、
愛する人に去られることも、
早い遅いの差はあれど、
誰もが経験することではある。
生まれてきたら必ず逃れられないことで、
自分が死ぬより苦しいことに思える。
それこそ、悲しみに沈んでしまうよりも、
怒っているほうがラクそうだな……。
って、
亡くなった人に対して怒るってのは、
結局、死んでくれてよかったって思うようなもので、
なんか……気持ちはラクだけどコワイことダワ。
痛みも悲しみも、いつかは薄れていくけど、
カサブタになっても、はがされてまた血が滲み、
傷跡はいつまでも残ったままなんだよね。
自分が死ぬまでそのまま。
そして、自分が死ぬとまた次の誰かがカサブタを作る。
人が生まれて誰かとかかわって死んでいくってことは、
そういうことなのかも。
って、
Mが死んだとき誰もカサブタを作ってくれなかったりして……
マジ?