プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

ワカルワカル。

2017年10月21日 07時51分38秒 | 辛辣うだうだ放題

地下鉄の中の出来事。
頭の真っ白なご婦人と、その友達の会話。
70代後半くらい? かな。
とくに大声ではなかったけど、人の少ない時間帯だったので
聞くともなく聞こえてきた内容にフフっと笑えた。

何やら息子と孫が遊びにきたという。
ヨメが一緒に来ていたら手伝ってくれたはずだけど、
男ふたりだから何もしない……と。
1週間の滞在で、毎日のご飯支度が大変だった。
来てくれるのはありがたいけど、逆に疲れる。と愚痴ってた。

話を聞く限り、彼女のご主人は他界しているものと思われる。
「いつもはひとりだから、朝は起きたいときに起きて、
その辺にあるパンをかじって朝食を済ませたりするときもあるのに、
息子とマゴが来たらそういうわけにもいかないでしょ」
お友達も「そうよね」と相槌を打つ。
「もう生活が別だから息子や孫でも気を遣うし、
朝、昼、晩と食べさせなきゃならないから本当に大変だったわ」と、
息子らが帰った後の解放された喜びを語っていた。

だよね~~~~~。
と、Mも心の中で相槌を打った。
8月末から9月にかけて、娘が帰ってきた時にMも同じこと思ったわよ。
体調が悪かったから仕方ないけど、自分でやれそうなことも
全部M任せにしてたっけ。

まぁ、こっちもたまにはいいか……と、甘やかした部分もあるけど。
甘えさせてあげられるのも今だけだもの。
Mとダーが生きている間だけだからと思ってるので、
まぁ、できることはしてあげようか……と。
それが親の気持ちなんだろうなと思う。
もちろん、できないときは断るけどサ。

そういえば、今年亡くなったダーの姉も、
「東京にいる長女が休みに帰ってくるけど、
いつまでいるんだろう? って思うんだよね」って。
「私を心配して帰ってきてくれるからありがたいとは思うけど、
かえって仕事が増えて落ち着かなくて」……って、お茶目に言ってたっけ。

お互いがお互いを心配しているはずなのに、
それぞれが自分の本当の気持ちと反対のことをしてるカンジ。
長女は、お金をかけてバタバタと田舎に帰るくらいなら、
ひとりで部屋にいて仕事の疲れをゆっくり癒したいと思い、
母親は、長女が心配してわざわざ東京から来てくれるというものを断れない。

ま、それも仕方のないことなのかもね。
親もトシをとってくると、あと何回会えるかわからないし。
……、ってとこダ。

どこの家でも母親っていうのは、子どもには言えないけど、
ケッコウ同じことを思っているんだなぁって、
ヨソサマの会話を聞きながらフフッと笑えたMデあった。

ところが、父親はまた別なのね。
ダーなんか、娘が帰った後「さみしくなったな」って言ってたし。
そりゃそうだ。
いつもどおり仕事して帰れば、楽しい娘がいて、
一緒にテレビ見て同じツボで笑って、ラクなことだけだもんね~。
皆のご飯つくるわけでもないしぃ~~。

ま、たまには刺激がないとね。
たまに帰ってくる子どもやマゴが、その刺激になるなら、
健康的かも……ね。

 

 

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