いじめが原因で自殺した母子のことをテレビで見た。
全く知らない人だけど、ものすごく残念に思った。
子どもはいじめられて傷ついて、
母親は学校なんかの対応に、
ゴタゴタが多すぎて精神が衰弱してしまったのかな。
とても気の毒なことだと思った。
でもね、死んだらだめだよぉ……
……死んじゃだめ。
ホント、残念で仕方がない。
はっきり言うと、
学校という集団の中でのいじめは無くならない。
ここでMは何度も書いているけど、いじめは無くならない。
これはもう、その覚悟……というか、
それありきで集団の中に入って行くしかないと思っている。
大人の世界にだっていじめは堂々と存在し続けるのに、
子どもの世界にいじめが無いわけがない。
もはや「いじめをなくそう」だなんて、ただのスローガンにしか聞こえない。
もう今の時代は「いじめをなくそう」と、こぶしを振り上げながら、
「いじめをかわす」ことも平行して教えていくべきだと思う。
Mのいじめをかわす術は、とてもシンプル。
学校がこの世の全てではない。
ということ。
あと、「蓼食う虫も好き好き」ということも、
頭の片隅に入れておいたほうが良いと思った。
ビミョーにニュアンスは違うかもしれないケド。
人の好みはそれぞれなんだよね。
その場所で嫌われたとしても、
別な場所では好かれる人かもしれない。
とにかく、その狭い世界の中で絶望しないでほしい。
いじめは無くならない。
そして、いったん始まると、あとはもう惰性のように続いていくはず。
無理にその中に戻っていく必要はない。
今すぐ、そこから出る。
死ぬことを考える前に、
そこから出ることを考えてって思う。
「いじめられるので学校に行けません。」
と言って、休んだほうがいい。
それでも学校に来いというのなら、
いじめの原因調査をして、解決したらいくと言えばいい。
誰もいじめていない。いじめはない。というのなら、
もう、その学校は行かなくてもいいと思う。
学校は絶対に行かなきゃならない場所ではない。
それは学校側は言えないだろうけど、
親なら言える。
「別な学校にいってみない?」って。
家にいたって学習することはできる。
フリースクールだってある。
パソコンを使ってだって勉強ができる。
今の時代、どんなことでも可能なはず。
だから、お願いだから死なないで。
人をいじめる弱い人間なんかにかまわなくていいし、
いじめをするようなつまらない人のせいで、
死ぬことだけは絶対しないで。
ホント……お願い。
子どもたち、いじめを受けたことを苦にして死なないで。