山賊の生き物記

自然の出会い 小さな生き物たち

ヒダサンショウウオ(幼生)

2005-02-06 16:39:03 | 両生類
ヒダサンショウウオはすでに紹介しているように、当地方では、もっともポピュラーなサンショウウオです。4月ごろ産卵して5月から6月ぐらいには写真のような幼生たちが、小さな渓流の落ち葉の下や岩の陰などに姿を現す。独特の模様があり、小さな指先には、黒い爪がある。流水の中で育つ幼生たちは流されないように、また動きやすいように、この爪を活用して生活する。ほとんどの幼生たちが夏の終わりごろまでに変態(陸上生活に適した状態になる)して上陸する。一部の幼生は越冬して、次の春に変態するものもいる。
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